今年もこの日がやって来ました。
今年も桜の開花宣言とともにやって来ました。
そして、今年も・・・
桜が届きました。
変わらずにミントのことが大好きでいてくれる人がいます。
ミントが旅立った時・・・その年から桜を愛で「ミントは桜と共に自分を応援してくれた方々の元へご挨拶に行っている」そんな風に思うようになりました。
今年もミント君が来たよ・・・そんなお便りを頂ける季節となりました。
ミントは桜だよ・・そんな風に思ってくださる方がたくさんいて、毎年「桜」を届けてくださる方がいます。いつもミントへのラブレター付きです。
6年半寝たきりのミントの介護をしていて、不自由なこともありましたが・・・
とにかくミントといることが嬉しくて楽しくて愛おしかったのです。
私は、ミントの小さくはかなげな身体の中に「自分の居場所」を見つけてしまったのかも知れません。
ミント>私
いま思えばミントはいろんな病気がありましたが、とても強い子でした。
「僕は大丈夫なんだよ」ってずっと言っていたのかもしれません。
私はそんな「声」に耳を塞いで、ミントと生きていたのです。
「私がいなくちゃ。私でなくちゃ。」
ミントは本当に強い犬だったのだ・・・そう思えたのは
ミントは旅立つ2日前まで普通にしていました。
だんだん弱っていたのでしょうが、そのそぶりは見せませんでした。
3月20日の夜に、口をパクパクさせる神経症状が突然出始めて翌日朝病院に行きました。
「水頭症が進行しているのだと思います。ステロイドを増量させましょう。じき治まりますよ。」
そう言われて、口をパクパクさせているので食事ができないので缶詰とシリンジをもらって帰って来ました。
口パクパクは少しづつ改善していました。
その夜、先生から電話があって「ちょっと気になることがあるので明日ミント君連れて来られますか?」と言われて、土曜日にまた病院に行きました。
玄関を出ると、オシッコしてしまい一旦戻り着替えてから病院に向かいました。
あの時・・一度戻ったのもミントの意思だと思います。
「もう一度おうちに入る」
ミントがPRA(進行性網膜変性症)と診断を受けた時からずっとミントを診てくれている先生、東大家畜病院から開業をされてずっとついて行って診てもらっていました。
血液検査の結果に二人して顔を見合わせて驚きました。
「なにこれ?」
二人で苦笑いしながら首をかしげました。
この9年で最もベストな数値。どれもこれも正常値でした。
あれほど低かった電解質も正常値。
これは見たこともない。
「すぐに元に戻りますよ」
そう言われて病院を後にしました。
あのすべてクリアな検査結果は、ミントの先生への「卒業証書」でした。
「お世話になりました。僕、どこも悪くないからもう来ないよ、先生、さようなら。」
帰りの車の中で「東京の桜の開花宣言」を聞きました。
「ミント、また桜を見ようね。あの桜が満開になる頃にはミントは元に戻っているよ。ママ、また頑張るね。」そう声をかけました。
さっきおしっこをして濡れてしまっている玄関に戻った時、ちょうどお昼のチャイムが鳴りました。
私たちのお昼を用意していたら、ベットでオシッコとウンチをしました。
「今日はよくオシッコするね。ウンチもいいね。いい子だね。ちょっと待っててね。」
ミントをベットからソファーに移して、私たちはお昼ご飯を食べて「じゃあ、ミントも缶詰しようね」と振り向いた時・・・
ミントは逝ってしまいました。
ほんの数分です。
あんなに長いことずっとずっとお世話をしてきたのに・・・
こんなに駆け足で・・・
元気いっぱいの「証拠」を残して・・・
「じゃあね!僕は逝くよ!もたもたしてたらママが追いかけてくるからね!」
元気いっぱいで・・・逝っちゃったよ。
おいおい・・・そりゃ~ないよ。
私の「時」を止めました。
6年半、いつかこの日が来る・・・それは覚悟をしていました。
覚悟はしていたけどね・・・これはないわ~。
でもね・・ミントが6年半考えて考えて「いつにしよう」
私が最もダメージが少ないタイミングをずっと待っていたのです。
たぶんそのチャンスは以前にもあったのです。
でも復活していたのは「まだちょっと無理だな、ママは・・」
いつがいいのかな?byミント
ミントはたくさんの「宿題」を残していきました。
「さぁ、どうする?ねぇ、どう生きる?」
ミントの一生はずっと病気と共にありました。
ミントは私に大きなものを残すためにやって来たのです。
「ママは初めて僕を愛してくれた人。愛情をかけてくれた人間だから。。」とのちにアニマルコミュニケーションで伝えてもらいました。
ちゃんとミントに「さようなら」が言えなかったことを悔やんでいたので、初めてアニマルコミュニケーションと言うものを受けました。
そこでミントから
「さようならは・・・わからない。でも、ありがとう。」と言われました。
さようならの意味がわからなかったのか、さようならと言う必要がないということだったのかはわかりません。
時が止まり、誰の優しい言葉も聞き入れなかった私がミントの言葉だけは入って来ました。
「動物の言葉はこんなにも説得力があるのか」
そう思いました。
「私、こんなことしてたらダメだ。回りを見なくちゃ。私のことを心から心配してくれている人がいるんだ。ちゃんと生きなくちゃ。」そう思いました。
ミントの介護があったから、ペットロスになったから「アニマルコミュニケーション」「ヒーリング」「ハーブ」に出会いました。
それをデイジーに生かすことができています。
ミントが「僕との時間をどう生かすの?ママの好きにしたらいいよ。でもその時は”覚悟”を持って」そう言われました。
ミントからバトンを受け取ったデイジーは
「もっと私(デイジー)を表に出して。私がいるんだよ。」そう言って私のサポートをしてくれています。
ミントからはずっと「僕のことはいいから、もっとデイジーを見て」そう言われ続けていました。
ミントとデイジーから「ほら、もっとしっかりして!」と言われております。
9年目の今日、ミントからは「ママが握りしめていたのは”エゴ”。それを手放したでしょ?エゴは時に”成長の糧”ともなる。過ぎれば頑なで頑固で融通が効かなくなる。整えられた道を歩く必要もママが作る必要も無いよ。道なんて見える必要はない。足を踏み入れた場所が道になるんだ。」
3月22日・・・私はミントを魂の世界へと還しました。
ミントを失った日でもありますが、私が生まれ変わった第二の誕生日でもあります。
動物の心を伝えるアニマルホリスティックヒーラー よこお美香でした。
ペンデュラムを使いながら動物とコミュニケーションを取る方法をお伝えする2回連続講座です。潜在意識に繋がりながら会話を進めていきます。
【2日連続コース】
4月 7日(木)ベーシック編 (残席2名様) 13:00~18:00
4月 8日(金)スキルアップ 10:00~15:00
※リクエスト講座承ります。日程につきましてはご相談ください。
動物に自分でヒーリングができる3つのエネルギーを伝授します。
さらに動物への繋がり方を感じながら、ピンポイントのヒーリングができるようになる2回レッスンです。
4月11日(火)
※リクエスト講座承ります。日程につきましてはご相談ください。
愛犬の健康管理に使えるハーブを基礎からオリジナルブレンドが作れるようになるまでの連続講座です。ハーブの知識に留まらず愛犬の健康管理のための手作りご飯や飼い主様の心の在り方までトータルで学べる講座です。
4月 8日(土)10:00~16:00
15分のアニマルコミュニケーションセッションで出店いたします。
◆小谷流の里ドギーズアイランドにてアニマルコミュニケーションセッションイベント
4月23日(土)/4月29日(祝)10:00~16:00
ご予約制となります。お申し込みはドギーズアイランド様へお願いします。
最後まで読んでくださりありがとうございます。
”全ての動物の心と身体と魂が光に包まれ穏やかであり続けますように”
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