今夜から明日にかけて函館は暴風雪警報がでて大荒れになってきています。
函館市では、市内で地域猫活動を行う(行おうとする)団体を支援する補助金制度が
7月から新設されました。
実際この制度を利用するにはまず、団体登録が必要です。
・地域猫活動団体登録申請書
・活動場所の地図
・地域猫管理一覧表
・誓約書
の提出が必要で、
登録要件
・非営利かつ通年で活動する函館市内の地域活動団体であること。
・地域猫活動を行う地区(活動地区)に居住し、かつ同一世帯でない2人以上の者で構
成されていること。
という要件も満たさなければならないのです。
個人で猫にご飯やりをしている市民が登録するに大変ハードルに高い制度となっています。
そのため一般市民の野良猫にTNRをしたいと思う方から、私達陽だまりに依頼が入った際に、手続きの代行を請け負う形で、依頼者さんをその地区の地域猫活動の責任者として陽だまりと組む形で団体登録登録の手続きをします。
手続き自体は、依頼先に下見に伺った際に地域猫活動団体登録申請書と誓約書の用紙に署名していただき、地図や管理一覧表表などは、私の方で作成し保健所の担当課に提出手続きを行います。
登録認定が終わり捕獲、去勢不妊手術を行ったものは実費で掛かった手術代をリターンの際にお支払いいただき、年に4回の四半期ごとに助成金を
市に対し申請します
申請の方法
・補助金等交付申請書
・補助授業実績報告書
・獣医が発行する領収書またはその写し
・不妊去勢手術を行った地域猫の手術前および手術後の写真(耳カットの映った)
・地域猫活動管理一覧表(術後の記録を記載した)
・口座振替払依頼書
をすべて、陽だまりが代行し書類を作って提出します。
それを受けて市が決済処理し、依頼者個人の各口座に振り込んでくれることになります。
このような事務処理を、すべて代行して陽だまりが行ていますが、市からは手数料や事務処理費用等も一切出てはおらず、実際制度が始まってから私の事務処理に費やす時間は莫大に増え、正直丸投げもいい加減にしてくれと叫びたい思いです。
しかし、少しでも函館市民の猫にご飯やりしている人々が、ご飯やりするからには、去勢不妊手術が当たり前だという意識を持つようなって頂ければとの思いで、お手伝いし続けていきたいとは思っています。
実際に制度始まって、今日までに去勢不妊手術をした猫65匹が、助成の対象になりました。