モンゴル旅の綴りその3【遊牧民と大草原を馬で旅3日目と4日目最終日】

 

大坂城から安土城まで文を届けたらこのぐらいやったんかな?かつてモンゴル帝国チンギスカンの西遼侵攻はもっと怒涛だったかも?そんな空想をしながら約100kmを馬で駆け巡った3日間。旅も終わりです。

 

雄大過ぎる大地を駆けて改めて思う事は、旅は日々何か1つの常識や思考に縛らている部分をほどくことが出来る。そして新しい感覚を再発見して、また新しい旅が始まる。

 

モンゴルの大地に朝日が昇れば、3日目の旅のスタート!

 

 

キャンプ地のエルステ草原からタマガヌンウンドゥ山へと約35km。山を越え谷を越え。

 

 

本気の駆歩は時速45kmぐらいです!

 
 

舌鼓(ぜっこ)と言って舌の音で馬を操作もしますが、日本は「キュッキュ」と舌を鳴らします。モンゴルは言葉で「チュオ」でした。

 

 

もちろん馬も駆歩したら休憩させなければいけません。のんびり行こう。一休み一休み。

 

 

地面には黄色やピンクの花が咲いて綺麗でした。たまにネズミの巣の穴が開いているのですが、そこに馬が足を取られないように注意!

 

 

野生の馬30頭ぐらいに襲われかける!!この後怒って突撃してきた!優雅優雅に撮ってる場合じゃなかった(汗)

 

 

そのぶん羊を追いかけてやる!笑

 

 

お昼休憩。車チームがいつも行く先でテント張っててくれています。ありがとう!

 

 

モンゴルと言えばかつて世界を制覇していたモンゴル帝国。そしてチンギスカン。

 

 

チンギスカンは武闘タイプではなく、たくさんある屈強な遊牧民部族をまとめる、バランス感覚のある内政タイプの人だったようで。

 

 

千戸制やケシク制など、ちらばった部族をしっかり組織化。土地=国ではなく、人の集団=国という感覚だったそうです。

 

 

これはお寺なんです。

 

 

これはお墓です。中央を中心に円形に石を配置しているのは、権力のある人の墓だそうです。

 

 

タマガヌンウンドゥ山到着。このアルバムではサクッと到着してますが、かなりハードでした。

 

 

テント生活が続くと、私も馬と同じく野糞も慣れたものです。

 

 

日が暮れるまでまったり。ゲルさんとトクソは日本のお土産風船で遊んだり、

 

 

暇があったらモンゴル相撲!そして日が暮れたら就寝。今回星はあまり見られませんでした。

 

 

翌朝4日目。最終日はナライハ大草原のゲルに戻ります。ここからまたまた30kmの旅。

 

 

この日は寒かった~!モンゴル民族の着るこの『デール』というコートがカッコイイ!どこかに売ってないかな?

 

 

あまりに寒いのでトクソは離脱。お父さんが二頭走り!モンゴル騎馬軍団は馬が疲れると、もう1頭にこうやって飛び移って乗り換えていました。

 

 

休憩と思いきや、家の馬が1頭いなくなったので望遠鏡で探しています。

 

 

ナライハ大草原に帰ってきました!素晴らしすぎた4日間。お尻の痛さと共に。

 

 

雄大過ぎる大地を駆けて改めて思う事は、旅は日々何か1つの常識や思考に縛らている部分をほどくことが出来る。そして新しい感覚を再発見して、また新しい旅が始まる。

 

 

最後のゲル泊。気温6度とめちゃ寒い!そして翌朝早朝帰国準備です。

乾燥で唇がボロボロ。。乗り換えの韓国でリップを買って潤いました。素晴らしい旅でした。

 

 

終わり

 

 

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