こんにちは、
フォトグラファーのヒッキーこと
森藤ヒサシです。
パリのスタジオ・アルクールでの
撮影体験については、以前シリーズでお伝えしました。
「ブランディングフォト・セレブリティ」は、
パリのスタジオ・アルクールでの撮影を、
私が、日本人に合うようにアレンジした写真です。
パリのスタジオ・アルクールを知らない方のために、
スタジオ・アルクールを紹介させていただきますね。
スタジオ・アルクール(Studio Harcourt Paris)は、
１９３０年代からある、とても老舗のスタジオです。
アラン・ドロンやカール・ラガーフェルドをはじめ、
フランスで有名な俳優、女優、モデルなどが、
このスタジオで撮影することが、
ステータスにもなっているのです。
ちなみにHPはこちら
http://www.studio-harcourt.eu/
Googleの画像検索でも出てきます。
多分、みんなが見たことのあるような、
昔のハリウッドスタイルの写真です。
実際、数年前に、
私と妻とでパリのスタジオ・アルクールに
わざわざ、撮影に行ってきました。
もちろん、ブランドのスタジオである、
スタジオ・アルクールの撮影を、
実際に体験するためです。
撮影してもらってわかったことは、
このスタイルの撮影は、
すぐに真似することはできませんが、
マスターすれば、
写真の素晴らしさを、
たくさんの人に伝えることができるということ。
「この撮影スタイルを日本でも取り入れ、
と、心の底から思いました。
しかし、いくつか問題点があるのです。
スタジオ・アルクールの撮影方法では、
アジア系の人たち、特に日本人などは、
思ったように、きれいには、撮影することができないのです。
それは、欧米人との骨格の違いによるもの。
日本人をはじめ、アジア系の人たちは、
顔が全体的にのっぺりしています。
欧米人は、鼻は高く、すーっと鼻筋が通っていて、
眉頭も高く、目は少し凹み、
口はアジア人のようにとんがった口ではありません。
アジア人をスタジオ・アルクールの撮影方法で撮影すると、
さらに、のっぺりとした感じが、増してしまうのです。
私自身、アメリカ留学後、
同じ問題にぶつかりました。
アメリカで上手く撮れていた撮影方法では、
日本人をきれいに撮影できなかったのです。
そのため、
日本人を
いかにきれいなライティングで、
立体的に撮影するかを、ずーっと学んできたのです。
それをメニュー化したものが、
今のブランディングフォトです。
そして、さらに進化して、
スタジオ・アルクールの撮影スタイルを、
日本人に合わせました。
それが、
"ブランディングフォト・セレブリティ”です。
スタジオ・アルクールが使っているのは
映画用のスポットライト、いわゆる点光源です。
点光源を使うと、光質はかたくなり、
個性的なパーソナリティを表現できます。
その点光源である
スポットライトを多灯使うことにより、
明るい部分と暗い部分をどのようにでも
コントロールすることができるので、
思いのままに表現できるのです。
パリの老舗スタジオ
スタジオ・アルクールで体験し
日本人に合うようにアレンジした
"ブランディングフォト・セレブリティ”
また、タイミングが合う時に
お伝えできればと思っています！
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
森藤ヒサシ
(ヒッキー)
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