確実に自分の努力が報われた瞬間だと思います。
いい時期なんだろうけど
そんな幸せの中に浸っていると、
なにか自分の中での反骨精神とか、
いつも感じていた辛い思い出まで忘れてしまいそうです。
その辛さが自分に音楽をさせた動機であり、
今やろうとしている仕事の動機でもあったので
本当にこれでいいんだろうか？という思いがあります。
音楽をしていく上でその人の不器用さだったり、
苦しさのようなものが歌詞としてでてきて、
それが本当に心に響く曲を作る絶対的な要素だと思うからです。
みなさんは「27クラブ」という言葉をご存知でしょうか？
これは27歳で他界したロックやブルースの音楽家たちのことです。
色んなミュージシャンが27歳でこの世を去っています。
ご存知の通りミュージシャンは短命な方が多いです。
短命でなくても麻薬中毒やアルコール中毒で苦しい生活をしている
方たちもたくさんいます。
そして自分がこの業界を見て感じた印象も同じでした。
もちろん全員ではないですが。
やはりなにかしら心に闇を持った人たちが多いと思います。
音楽に興味を持ったことは最高に運が良かったと思うけれど、
それでも普通の人たちのように考え、
普通に生きることなんてできない。
人それぞれ理由はあっても音楽という道をただ単純に好きなだけで、
続けることができる人は少ないと思います。
みんなそういう言葉では説明できない共通点を感じたからこそ
音楽仲間として打ち解けることができたんだろうな、と今では思います。
自分も音楽を始めたときのようにもっと色んな思いがあふれ出てくるような、
あの時の気持ちにまた戻りたいです。
家族や社会や世の中の仕組みに反骨していた頃のもっと貪欲だったころに。
そうしなければ今苦しんでいる人にいい曲なんて作ることができないと思います。
本当に人を救いたいと思うなら、
高いところから偉そうに「もっとがんばれ」なんて言うような音楽家には
なりたくはないです。
話は変わりますが、
ラブソングを聞いてくれた方がラブソングの絵を描いてくれました！
すごくかわいいですよね！
すごくうまい！
本当にありがとうございます！
みなさんからの「歌ってみた」や「踊ってみた」の投稿もお待ちしております！
ぜひ投稿した時はご連絡下さい！