「ラブソング」制作裏話 | ひっこりーPのブログ

ひっこりーPのブログ

目指せ累計10万再生!ボカロPの奮闘気!



みなさんこんにちはー!

曲発表後たくさんのコメントやメッセージありがとうございました!

こんなにたくさんのコメントがいただけるとは思っておらずとてもうれしいです!

曲を聞いたりするのも好きだけど、

曲を作って誰かに自分の表現したいことが伝わって共感されたときって、

音楽家として一番の喜びだと思います。

音楽生活にどっぷりつかってると

こんな単純なことすらわからなくなってくるものなんですけど、

こんな歳になってこういう風に感じることができることがとても幸せです。





さて、今日はせっかくなので今回公開した「ラブソング」の制作過程なんかを

紹介させていただきたいと思います。

ちょっと難しい話とかもあるかもしれないですが、

作曲者ってこんな風に考えて作ってるんだなぁっていうのがわかったら、

曲を聞く楽しみが増えると思います!





まず自分の曲で一番大事にしているものなのですが、

それは歌詞です。

メロディや演奏やコード進行はその歌詞をどんな表情で、

表現するかという手段だと考えています。

なのでどんな歌詞を書くのかということを大きくまとめた上でメロディや、

コードを載せていきます。



また、今回聞いていただく方は全員初見さんなので、

サビに入るまでの時間を1分以内としました。

すでに何十回も投稿してるような有名な作曲者様なら

サビまでの前奏を溜めて溜めて、

自分の作曲術を遺憾なく発揮してから

サビに入ってもそれはそれでいいんですが、

やはり初見さんが多い場合は自分の見せたいものを長いこと

出し惜しみしてると肝心なところの前で動画を離れてしまうことになりかねません。

なので無駄な溜めは極力省き、

必要最低限の構成でサビにつなげるようにしました。



そして、この曲は全体的なコード進行やメロディがとてもシンプルです。

シンプルな曲は一回聞いただけで曲の良さをストレートに表現できるのですが、

得てして曲がダレてしまいがちです。

シンプルであればシンプルであるほど曲全体の構成やアレンジは、

難しくなります。

そこで曲の構成については間奏を挟んでサビにいくまでの間に

余計な空白をできるだけ与えないようにしました。

曲構成にしても必要最小限を心がけています。



そしてサビで半音転調(曲のkeyを変えること)して印象を変え、

前半はメロディを、後半は歌詞を聞かせるという方向性で

後半のアレンジを考えました。

Aメロ、Bメロでは少し抽象的な表現で歌詞を書き、

サビでは同じ歌詞を繰り返すことでリスナーが

メロディに集中できるようにしています。

そして後半の歌詞ではこの曲で表現したかったことを、

書きました。






今回紹介させてもらったエピソードだけでは

まだまだ説明しきれないところがありますが、

大まかな概要はこんな感じです。

いかがだったでしょうか?

こんな視点で曲を聞くとそれはそれでとても面白いですよ。

あなたが好きなアーティストはどんな工夫をしているでしょうか?

ぜひたくさん聞いて自分で発見したらきっと音楽をもっと

楽しむことができると思います!



最後に僕の作った曲「ラブソング」です!

よろしくお願いします!