先日岡谷にある蚕糸博物館に出かけてきました。
ずっと行ってみたいなと思っていたのになかなか行けないでいたところの1つでした。
何年前になりますか、もうわかんなくなっちゃったけれど、上田の信州大学繊維学部で行われていた蚕飼いのボランティアをしたことがありまして、生地になるまでの過程なのに知らないことだらけでした。体験を通じて、国産のシルクがもっと身近になったらいいなぁなんて感じました。
シルクは見た目の美しさは言うまでもなく、その繊維の持つ機能性というんですか、涼しくもあり、暖かくもある、素晴らしい繊維だと思います。高級なのでなかなかホイホイとは使えませんが、シルクでドレスや、洋服を作ったりするとやはり違うなぁと実感します。
館内で、久しぶりにお蚕さんに会いました。
白くて、可愛らしいんです。
蚕飼いのボランティアを始める前は私大丈夫かな、触れるかななんて心配していましたが、いざはじめてみたらなんなくホイホイ触ることができて、我ながら驚いたのを覚えています。ボランティアを通して、大切な命から頂く繊維なのだということ、そのありがたさをものすごく感じました。また機会があれば行きたいな。また来れるなんて軽く思っていることが、なかなか叶わなくなるものなんだなと最近身にしみています。
行けてよかった。シルクファクト岡谷。
お天気が良くて、エントランスの雰囲気が素敵でした。