「」
↑こーんな顔の義姉を無視し(笑)お義母さんの部屋へ🚪
しかし、時間がない
義姉に朝めし前だなんて言ったものの、時間がない(笑)
(急げっ、急げっ、とにかく急げっ(笑))
あっ、もちろん顔は「」←これです
私「お義母さ~ん」
義母「嫁ちゃん❔」
私「はいはい、嫁ですよ~」
義母「私ね、目眩がして歩けそうにないから行かないって言うのに、娘が怒るのよ」
私「ん?私も怒りますよ」
義母&義姉「」
私「お義母さん今、普通に喋れてる。瞳の動きも問題ない。顔色も良し早く用意しましょ」
義母「いっ、行きません」
義姉「ほら、だから…」
私「うるさい黙っててもらえます❔」
義母&義姉「」
私「お義母さん、前に私に言いましたよね?自分は、お義父さんが何にもしなくて本当に嫌だって思ってても、親戚の前でお義父さんに恥をかかせることだけはしなかったし、お義父さんを立ててた。私には妻としてのプライドがあるから、って。」
義母「そうよ。あんな何にもしない人でも、親戚の前じゃ一応ねお義父さんを悪く思われないようにしたわよ。」
私「私も同じなんですわ、お義母さん。私は夫さんの嫁なんですよ。お義母さん、私の気持ちわかりますよね?私の亭主の顔に泥塗るのやめてもらえます❔」
義母「」
私「お義母さんが行かないと、あなたが4◯年前にお腹を痛めて生んだ我が子が、親戚中の笑い者になるんですわ。親の面倒一つ見ることが出来ないのかー、情けないなーって。その笑い者になるの、私の亭主なんですけど。勘弁してもらえません?」
義母「そっ、そっそうだけど、め、目眩がするし、倒れたら親戚中の笑い者になるから嫌なのよ」
私「お義母さん、良く聞いてくださいね。お義母さん、なんの為にここに私がいるんです❔お義母さんのことくらい、私がいつでも支えます。私の仕事はなんですか❔夫さんの仕事は❔お義母さん一人支えられなくて、この家の嫁が務まるもんですか。お義母さんが倒れそうになったら、いつでも私が側にいるし、支えますから。ね?」
義母「よ、よっ、嫁ちゃーん私、私っ、嫁ちゃんに迷惑ばかりかけてるわっ」
私「お義母さん。同居はなんの為にしたの❔ここに住み始めたとき、お互いに助け合ってやって行きましょうって言いましたよね❔お義母さんは、私が大変なときは手伝ってくれるでしょう?すごく感謝してますよ、私。だから、お義母さんが具合悪いときは私が支える。家族なんだから当たり前のことでしょう」
義母「よっ、嫁ちゃん」
私「今日2、3時間頑張れば、後はいっくら寝てたっていいんだから(笑)今日は、伯母1さんの供養はもちろんだけど、夫さんの為に、夫さんの顔を立てると思って行ってもらえませんか?どうか、お願いします」
義母「うん、うんっでも、今からじゃ間に合わないよ嫁ちゃん間に合わないよ、どうしよう」
私「なーに、親戚なんだから、目眩がしてダメかと思ったけど、遅れても来たかったから頑張って来たよーって言えば良いじゃないそんなこと気にしなくて良いから、さっ、これ着て行きましょ」
義母「うん、うん私はこれ着れば良いの❔」
私「そう、まず下着はこれ」
義母「ありがとう」
私「ストッキングは膝丈ので良さそうだから、これ」
義母「ありがとう」
私「ほらー、お義母さん私と一緒で泣き虫だけど、今は泣くのおしまい早く日焼け止めくらいで良いから塗って塗って~」
義母「ははっなんでこんなに涙がが出るのかしらね」
私「泣くと十二単が汚れるから、もう買えないから泣くの禁止でーす(笑)」
義母「あははっほんと、もう十二単なんて買えないものねー」
私「お義母さん、次ワンピースはいはい、これを着て~、はいっ、ワンピースのホックとめますねそれから~、はいっ、後ろから失礼っはいっ、ネックレス~次、髪とかしますよ~少しスプレーしますね~お義母さんは口紅つけて~」
義母「変じゃないかな❔」
私「バッチリ」
かっ、完了
必殺飴と鞭作戦
なんて、ふざけている場合じゃない
時刻は9時46分
やっ、やべぇ…
ギリギリだ
私「お義母さん、車回してくるからトイレ済ませておいてくださーい香典、数珠、ティッシュやハンカチはバッグに入れて私が持ちましたから~」
義母「ありがとう、嫁ちゃん」
チラッと義姉を見て…
私「早く靴はいてくださいよ、もう出ますから」
義姉「」
車を回して、お義母さんを車へ
私「お義母さんほらっ、フラフラしないでしっかり歩けてる久しぶりに皆に会えるし、少しだけ頑張って行ってみましょうね」
義母「ほんと、なんだか大丈夫そうよ私」
時刻は9時51分
義姉も乗せて、なんとか家を出発
お寺へ向かう間に、すっかりいつものお義母さんに
義母「伯父3ちゃんや伯父4ちゃんもみんな来られるのかしら❔」
私「皆、家族で来るそうですよ~今日は法事かもしれないけど、伯母1さんのお陰で兄弟が集まれるんだし、年を取るとなかなか集まれなくなるから、元気で会えるときは会いたいですね~」
義母「そうね~嫁ちゃん」
私「ねー、お義姉さん」
義姉「」
義母「皆に会えるの楽しみだわぁ」
私「ねぇ~お義母さん私も、
伯父さんに会えるの楽しみです~」