火葬当日。
姉と私、私の子どもたちの計4人で見送ることになりました。
息子たちの立ち会いについては、正直なところさせなくても良いかな?とも思いましたが、息子たちの気持ちもありますから念のため聞いてみると、普段会っていなかった祖父でも、
「これが最後だから」
と、2人で話し合って立ち会うことを決めました

(姉の子どもたちは、学校行事があったためそちらを優先しました。)
元々私たち姉妹だけで見送るつもりだったので、可愛い孫が2人増えて、父はさぞ喜んでいたことでしょう
出棺までの間は、みんなで父の側で過ごしました。
そして、出棺まで後30分というところで…
係の方「ご親族様がお見えです」
姉&私「ご親族

」
ガチャ…
兄「ほーい、おっはよーさーん
」
まさかの、兄登場
兄「ちょーっと様子見に来てみたんさね〜
」
と、棺の近くに歩いていき、小窓から顔を覗き込み、
兄「っとに、ちっさくなったなー、ガッリガリじゃん
」
そう言って焼香台の前に座り、お線香を上げ手を合わせました
火葬までの流れは連絡済みでしたが、仕事が忙しいからそれどころじゃないと言っていて、普段からそう言うと本当に来ない人なのでwまさかの登場に、本当に驚きました。
手を合わせたあと
後ろにいた姉に、
兄「はい、これ〜」
と、地方銀行の封筒を渡し、
兄「足しにして」
と言うと、すぐに
兄「長男ちゃん、次男ちゃん、ここはつまんないから、まだ時間あるから外行こうぜ〜
」
と、息子たちを連れて外に行き、出棺まで遊んでくれました。
姉「っとに、こういうところがねー」
私「兄妹の中で、誰よりも嫌な想いしたのにね。今頃◯◯(父)は泣いて喜んでるでしょ。こんな人生送ってきて、最後に子どもが全員揃って見送ってくれるとか、どれだけ幸せ者なんだ、ってねー」
ほどなくして時間となり、出棺の時間。
私と次男が霊柩車に乗り、兄と姉は後ろから車で着いてくることに

火葬場に着き、係の方に
「ご焼香が終わりましたら、最期のお別れになりますので、お顔の方へお回りください」
と言われ、全員で父の顔のまわりに。
息子たちは「またね、バイバイ
」
私は「お疲れ様。またね。」
姉は「はい、よく頑張りました。お疲れ様ね。」
兄は「お疲れさん。それじゃ。」
みんなそれぞれに声をかけ、最期のお別れをしました
1時間半後ぐらいだったでしょうか…
収骨室に案内され、骨になった父と再会しました。
みんなで父の骨を拾ったあと、係の方が説明をしながら丁寧に骨壺に入れてくれました。
係の方の説明中、兄の顔は真っ赤で、少し震えていました。
収骨の時には、息子たちに声をかけながら一緒にやってくれたり、いつも通りの兄に戻ってはいましたが、幼少の頃の兄の想いは、私たち姉妹には想像できないほどのものだと思いますから、色々な感情がこみ上げてきたのだと思います。
「◯してやる
」
といって父に飛びかかり、返り討ちにあったこと(父は、数々の武道の有段者でした
)
兄の意志も気持ちも、全く考えてもらえなかった進路。
躾という名の、父の憂さ晴らしとしか思えない毎日の説教地獄。
父親はいない、俺には関係ない、行かねーよ、そう言っていた兄が来たことのワケ。
兄なりに、気持ちの整理をしにきたのでは…?と思いました。
色々思うことはあったでしょうが、葬儀社に来てからは一言も父の文句を言わず、骨壺を渡されたときもすっと兄が抱き、外に出るとすぐにタバコに火をつけ
息子たちが
「あー
おじちゃん、タバコだーめなんだー
」
と言うと、
「〇〇(父)に吸わせてやってるんだよ
っとに、ケツからヤニが出るほど吸ってたからなー」
と。
兄なりの、供養だったのだと思います。
すっきりと澄んだ空気の、青空が広がる気持ちの良い冬の日
長男、長女、次女、孫2人で見送ることができました
良かったね、◯◯さんっ
おしまいっ
※長々とお付き合い下さりありがとうございました
しかも、一気に書かないと絶対に忘れるwので、どんどん更新させていただきました
普段、年1回くらいしか更新通知がいかないフォロワーのみなさん
(笑)突然何通も通知が届いて驚かれたことと思います

あぁ、chappieeってこんな人だったなーと無理やり思い出させてしまい、大変失礼致しました
←w
収骨後は、兄が「しょうがねーなぁー」と言って父を自宅に連れ帰ってくれたのですが、その日の夜に兄からグループラインが届き見てみると、
兄「俺が戒名作ってやったから」
と
写真を見ると…
棚の上に骨壺を置いて、その前にペラッペラの紙wが一反もめんの様に立て掛けてあり
拡大してよーく見てみると、兄がつけた戒名が、きーったない字で書いてありました
姉「なにげに、めっちゃ考えてるじゃん
」
兄「50万にまけとくよ
」
私「本人、大喜びしてるね
」
まったく、まったく…
本当に、つくづく幸せ者だと思います
w