フィンランドの教育事情と大阪府知事選。 | いつでも一刀両断!!

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昨日、久しぶりにMBSラジオの「ありがとう・・・」を聴いていると、フィンランドの教育情勢と日本教育情勢の違いを熱く語っていた。


日本の学力が低下しているというのは紛れもない事実である。


特に理数系が顕著な例とのこと。


ある新聞によると「理科の実験は好きだが、それを考察する能力がない」と厳しい論調があった。


日本の場合、中間・期末考査のときに「学則に反するから」と茶髪を無理矢理スプレーで黒く染めて試験を受けさすところがあるようだが、フィンランドでは「ご自由にどうぞ」という方針である。


茶髪だろうがタバコ吸おうが、授業中に騒ごうが飯食おうが関係ない。成績さえよければ済むんだって。

(「タバコの吸いすぎはあかんよ」とか「ゴミは捨てなさい」とは言うらしいが。)


しかし、成績規準が厳しいため少しでも点数が悪ければ「留年・落第」になり、よければ「飛び級・進学」ができるとのこと。


日本って世界から見られたらレベルが低いと思われるかもしれない。

(元首相が「How are you?」を「Who are you?」と言ってしまうほどですからね)


勉強だけすればいいという意見は間違っていると私は思うが、自由がある代わりに重い責任があることはいいのではないだろうか。


それぐらいしないとダメですよ。

(ゆとり教育はあかんけど、心にはゆとりが必要です。)


前首相が提唱した日本の教育再生をどげんとせんといかんとよく言っていたが、現首相・文科相はどのように考えているのか、現状を踏まえて国民に話すべきではないだろうか。


大阪府知事選が注目されているが、「大阪はタレントの方がよい」という人がいるようだが、それは間違っている。


タレントだろうが弁護士だろうが政党が推そうが関係なく、「政策の中身」を判断基準にすべきだ。


お隣さんのことなのであまり詳しくは語らないが、府民がどのように判断を下すか注目したい。