何百匹手術したとしても

その地域に本気の見守り(餌やり)がいないと

あっという間に他所からのネコ。

そしてまた増える。

センターに相談しても

「手術してください」「餌をやらないでください」

の一点張り。

この相談者は、わらをもすがる思いで県センターに去年から何度も相談していた

テレビ局(活動団体を教えてもらうため)や市の環境課など、あらゆる思いつくところに相談しても拉致があかず、車も運転できない方へ、センターは捕獲器を買ってと言ったらしい。

あるのに貸さないの????

苦情で責められ、精神的ストレスで家族は病み、引っ越す状況へ追い込まれた。

餌をやった責任を不妊手術で償うものの、
住民は猫がいなくなることを望む。

「猫が嫌いな人は見守りを。
 餌やりさんは安心して手術後の餌やりを。」

という地域猫の構図が理想ですが…

地域ごとに根深い人間関係が存在する。

ゆえに、不妊手術の案件でしか関わることのできない他の地域のボランティアさんたちは、

その地域の人間関係の根の深さは計り知れず、

根本的な問題を解消するまでに至らない。

結局、犠牲になるのは猫たち。

毎日猫の相談😢😢

仕事の合間にやりとり

家事の間にやりとり

いい加減、家族からクレームです💦

なんであなたなの?大変な思いして…

でも、私が教えれば、救われる命があるということと
正しい救い方が伝授できる。
「助ける、子猫あげます!」では、本末転倒。
だから説明する必要があるのだが、

私達ボランティアのような譲渡の仕方を一般の方に説明するには相当な苦労がいる…

でも、ワクチン、ウイルス検査、各種駆除に手術の後追いは最低でもやらなければいけない。

その過程を経てようやく譲渡に至り、そこで初めて「命を救った」ということになる。

こうした過程で思うことは、
町の獣医のお気楽度の高さ。
体重2キロになったら手術、生後6ヶ月になったら手術って😱??

町の獣医にそう言われたと、また電話がある。
だから、幼齢手術できるところを紹介するも、
この手術ができる先生は県外におり、特定の日にしか出張手術をしない。だから自分たちがその日に合わせるしかなく、動きづらい状況になっている。

そのため、せっかく子猫を拾った人がちゃんと譲渡しようとしても、苦労ばかりとなってしまう😢😢

町の獣医さんで、この犬猫問題を考えているところは
かなり少ない。
特に水戸市!

水戸愛護センターできてても、なんだろね、、😢
残念な感じです、今のところ。

今回のTNRは、25頭ではなく31頭でしたが
もれなく子猫も5匹。(うち3匹譲渡決定)



状態の悪い子猫を、ねこ部のUさんが懸命につなぎとめ譲渡まで持っていく…

だけど、こんなに必死に活動しても
取り残しが出たりや新しい猫がくれば、
隠れた餌やりの存在がプラスして
増える。増える。




終わらない。無力ささえ感じる。

今回の案件は、餌やりさんが自分のかけてきた迷惑を
きちんと手術で償うために、真摯に対応してくれました。

だけど、周りの住民は
許せない。

猫の問題をこれまで見てきましたが、
猫が原因で起こった殺人事件が全国であるそうです。

わかる気がします。

一触即発の場所って、確かにある。
身の危険すら感じることもある。

だから、
この問題は行政が場数を踏んで、動きながら
解決方法を見出すべきなのです。

shiko