本日、令和六年の【入梅】です。
時の記念日でもあるし、旧端午でもあります。
その入梅。
とは言うものの、まだ正式?には梅雨入りしたわけではないけれど、気象庁の発表を待たずして、気分はもう梅雨であります。
【卵飯やや鼻につき梅雨に入る】柘榴
これはですね、生卵が悪くなっているのではなくて、卵飯をいただきながら飲む物が、なんとなく生臭く感じられるようになったなぁ・・と言いたいのですね。(^_^;)
さて、ご飯もいただいたし御城に行こうか、と歩いていると、草むらでバッタさんが一生懸命に羽化しようとしていました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240610/12/hibiomoukoto-s05/75/2c/j/o1080081015449763622.jpg?caw=800)
このなんともいじらしい光景に接したことを、俳句に残してみたいけれども、バッタは初秋の季語だからさてどうしたものかしら・・。
【虫】も、ただ単に虫といったら秋の季語だし・・・。ええい!仕方がない。ここはバッタで詠もう!
【皮をぬぎバッタと成るや葉のしたに】柘榴
今ひとつ、面白くもなんともない句だけれど、これが只今現在の私のレベル・・。それを素直に残しておきます!
そして夕方。下城した後に、ふたたびわが三丈の庵に帰らんと歩いていて、今朝見たバッタさんの羽化を思い出し、抜け殻はまだあるのかな?と探しましたが、すで影も形も見当たらず。
バッタさんよ、この夏を力のかぎりに生き抜いておくれ!オジサンもがんばるぞ!!