新型コロナ感染拡大は収まる気配が全くありません。
一方、クルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号の船内活動やPCR検査、軽症者が滞在するホテルでの支援活動など、新型コロナと最前線で活動する陸上自衛隊の隊員の感染者はゼロ。
マスクを外すこと一つをとっても徹底的に感染リスクを減らすよう訓練された自衛隊が行う感染予防法を今一度確認しましょう。
陸上自衛隊式マスクのつけ外し
マスクは鼻からあごまでしっかりカバーした後、ノーズワイヤーを鼻の形に合わせ、隙間がないようにします。
マスクの正しいつけ方は浸透していると思いますが、マスクを外す時の3つのポイントを確認しましょう。
ポイント① マスクを外す前に手を消毒
外出先から戻ってきたあと、手に付いたウイルスを顔に近づけないため、マスクを外す前にも手を消毒することが大事です。
ポイント② マスクの表面には触れない
香港大学の研究ではマスクの外側にウイルスが付着すると、外側には少なくとも7日間ウイルスが生き続けるという研究結果もあります。
マスクの表面にはウイルスが付着している可能性があるので、表面には絶対に触らずにゴムの部分をもってマスクを外します。
ポイント③ 距離を保って捨てる
ゴムの部分を持って外したマスクを捨てる時はできるだけ離れて捨てましょう。さらに外した後あらためて手を消毒する
陸上自衛隊式手の洗い方
手洗いについても自衛隊の動画がアップされています。
手洗いについても3つのポイントがあります。
ポイント① 手のひらを使わない
蛇口のハンドルやハンドソープにはウイルスが付着している可能性があるので、手の甲や肘を使って出すことが大事です。
ポイント② 手を洗う時間の長さ
手のひらでよく泡立てて、つめ、親指の付け根、手首などを入念に洗うことは割と知られてきたように思いますが、自衛隊式は手洗いにかける時間が2分30秒以上。
一般的には30秒かけて洗うといわれることが多いですが、自衛隊式はその5倍以上なんですね・・・😲
ポイント③ 水を止める時も手のひらを使わない
せっかくきれいに洗った手のひらを蛇口に触ることでウイルスが付着する可能性があります。手の甲などで水を止めましょう。
ひねる蛇口の場合は難しそうですが、人が触れるところは汚染されている可能性が高いという意識を常に持ち、そこに直接触れないようにするのが大事だと思います。
今すぐ家庭でできる自衛隊体操
全部で21種類の運動をおよそ5分で行う体操ですが、やってみるとけっこう堪えるそうです。ラジオ体操以上筋トレ未満といわれる自衛隊体操、よかったらやってみて下さい。