翌朝・・・
カーンカーンカーン
(ん?外から音が聞こえてくるけど、何だろう?)
朝起きると、外から普段耳にしないような音が聞こえてきたよ。
気になって外に出ると・・・
カーンカーンカーン
カーンカーンカーン
なんと義父が、ブロック塀を壊していたのだった。
ポカーン
よめ子びっくりしすぎて、フリーズ
そして、作業をしている義父に・・・
「おはようございます」
※まずは挨拶から
「あの、ブロック塀・・・」
「あぁ、一晩考えてな。不便だで壊すことにしたぞ。」
※義父は良く一晩考える
道具を持ち、自力で壊している義父
その様子を見てつい・・・
「義父さんが壊すんですか?業者さんとかは・・・」
よめ子はついいらぬ一言を発してしまった。
「これぐらい頼まんでも自分でできるわ。」
義父はぶっきらぼうにそう言って作業を続けていた。
(さすが戦前生まれ・・・!)
こうして無事に義父の手によってブロック塀の一部は撤去され(2日がかり)、新車のソリオもスムーズに出し入れできるようになったよ!(ありがたや)
予想外のありがたい展開にびっくりしすぎて、感動しちゃったよめ子だよ。
こういう所があるから、いろいろあるけど義父を憎み切れないんだよなぁ(しみじみ)
それにしてもまさかブロック塀を自ら壊すとは・・・70代めっちゃ元気だよね!