行政書士試験まで2カ月を切りましたね

 

でも、まだまだ大丈夫です

私はこの頃は、まだ一度も3時間通しで過去問も模擬試験もやっていません

まだまだ択一の成績はこれから飛躍的に伸びます

 

ただ、、記述式の対策にまだ取り組んでいない方は、

すぐにでも「記述式問題集」をどれか1冊、真剣に取り組まれた方が良いと思います

(私は記述式の対策を始めたのが遅くて失敗しました)

 

 

 

 

そういえば、横溝先生の「あと50日の過ごし方」が19日(月)に配信されるようですね

絶対、見た方がいいですよ!

そして先生の予想した出題範囲はしっかり条文をチェックしておいてください

私が受験したときは、過去問未出題の「選択債権」の出題を予想されていて、

「こんな問題出るのかな」と思っていたものの、先生を信じてしっかり条文学習をしておきました

試験当日、見事に民法択一で「選択債権」が出題され、即答できました!

 

 

 

さて、もうかなり前のブログで、ある資格サイトのプレゼントに応募したら、

「消費生活アドバイザー試験」のテキスト一式(5冊)が当たり、受験予定、と書きました

  

 

ご報告が大変遅くなりましたが、昨年受験した結果、無事に合格できました

生活に役立つ内容で勉強していてとても楽しかった試験ですが、

そもそも「消費生活アドバイザーって何?」という方も非常に多いと思うので、

少し説明させていただきたいと思います

 

消費生活アドバイザーは1980年に創設された制度で42年の歴史があり、

累計合格者数は18,514名にのぼります

 

内閣総理大臣及び経済産業大臣の事業認定資格ということですが、

簡単に言うと、国家資格ではなく、公的資格です

但し、平成28年から、消費生活アドバイザー試験に合格すると、

国家資格である消費生活相談員資格も同時に取得できることになりました

公的資格に合格すると、国家資格も取れるという不思議な資格です

でも、国家資格と言っても、業務独占資格でも、必置資格でもありません

 

資格の目的は、

消費者企業行政の架け橋として、消費者からの提案や意見を企業経営ならびに行政等への提言に効果的に反映させるとともに、消費者の苦情相談等に対して迅速かつ適切なアドバイスが実施できるなど、幅広い分野で社会貢献を果たす人材を養成すること」

とされています

 

この目的だけ読むと何となく、行政書士と親和性が高いように思えます

消費者と行政の架け橋という目的は行政書士にも当てはまるような気がします

実際に消費生活アドバイザーの活動をされている行政書士もいらっしゃるようです

 

合格者の勤務先を調べてみると、

保険、自動車、通信、電機、ガス、内閣府、経済産業省、国民生活センター、消費者センターなどが多くなっています

大企業のお客様対応部門、苦情相談部門、コールセンター、監督官庁、消費者相談窓口で勤務しているケースが多いようです

 

消費者センター等の求人では、消費生活アドバイザー(消費生活相談員)が応募資格となっている場合が多く、消費者相談窓口に勤務したい方には有用な資格かもしれません

例えば、目黒区消費生活センターの求人を見ると応募資格に「消費生活相談員資格(国家資格)」との記載があります

1日6時間(9:30~16:30)週4日勤務で月給は約20.6万、年収ベースで約250万になります

(9月16日が募集締切みたいなので興味のある方は至急目黒区のHPまで!)

 

1980年から2005年まで、一貫して男性よりも女性の方が合格者が多かったのですが、2006年に逆転し、2010年を除き、それ以降は男性の合格者の方が多くなっています

私の想像ですが、当初は行政の消費者相談窓口に勤務する(あるいは勤務を目指す)女性の受験者が多かったのが、顧客志向を重視する保険会社、メーカー等が従業員に対して受験を推奨し、男性サラリーマンの受験者が増加したためではないかと思われます、

 

 

消費生活アドバイザー試験の内容ですが、

毎年、一次試験が10月上・中旬(複数日から選択)、二次試験が11月下旬にあります

 

一次試験はCBT方式で択一および〇×式の出題で30問300点満点です

合格基準は原則65%(195点)ですが、昨年の一次試験の合格率は42%なので、それほど難易度は高くはありません

試験時間は2時間です

 

一次試験の内容は以下の通り多岐にわたっています

 

1. 消費者問題
2. 消費者のための行政・法律知識
 (1) 行政知識
 (2) 法律知識
3. 消費者のための経済知識
 (1) 経済一般と経済統計の知識
 (2) 企業経営一般知識
 (3) 金融の知識
 (4) 生活経済
 (5) 地球環境問題・エネルギー需給
4. 生活基礎知識
 (1) 医療と健康
 (2) 社会保険と福祉
 (3) 衣服と生活
 (4) 食生活と健康
 (5) 快適な住生活
 (6) 商品・サービスの品質と安全性
 (7) 広告と表示

 

テキスト5冊で約1100ページにもなり、初めて学習する内容も多くて、通読するだけでも1カ月以上かかりました

今年は4冊に減ったようですが、それでも結構なボリュームではないかと思います

内容的に行政書士試験と重なる部分は少ないですが、民法・行政法や一般知識で勉強したことは消費生活アドバイザー試験にも役立ったような気がします

 

 

二次試験は論文1時間(午前)と面接15分(午後)になります

昨年度の二次試験の合格率は約63%なので、3人に1人は落ちたことになります

 

論文は、①消費者問題、②法律知識、③企業経営一般知識 の3題から1題、その場で問題を読んで選択して回答することになります

1時間で800字の論文を書かなければいけないので、それほど簡単な試験ではありません

問題の内容だけ比較すれば、行政書士の記述式より難しいと思います


面接は論文試験当日の午後に受けます

時間は15分程度で面接委員は2名です

面接試験だけを理由に不合格になるケースはほとんどないと言われています

 

令和3年度の行政書士試験が受験者47,870名、合格者数5,353名、合格率11.2%に対し、

消費生活アドバイザー試験は受験者1,829名、合格者570名、合格率31.2%です

 

受験者数は行政書士試験のわずか4%と少なく、かなりマイナーな試験といえます

最終合格率は約30%なので難易度はそれほど高くはありませんが、一次試験の出題範囲は広く、二次試験の論文は簡単ではないので、それなりに勉強時間は必要になります

 

長くなってきたので、消費生活アドバイザー試験の概要はこのへんでやめておきます

 

次回以降、具体的な学習方法等について、ご紹介できればと思います

 

 

 

ところで、

もう半年前のことですが、

介護施設に入居している母が、

「辛子めんたいが食べたい」と言うので、

ある程度長期保存が可能なものをネットで探して、

何種類か送ってみたのですが、

やまやのめんたいチューブが一番美味しかったみたいです

 

 

本物の辛子めんたいの味に一番近く、

小食な母でもチューブで使いやすく、

冷蔵庫で日持ちもする(1カ月)ので、

すっかり気に入ってしまい、

無くなると「まためんたいチューブ送って」と連絡がくるようになりました

 

あまりにも母の評判が良いので、

自宅用に注文してみたのですが、

確かに美味しく便利で、我が家でも大好評で常備品になりました

 

老若男女におすすめの商品ですよ!

(本場九州の方は手を出さない商品のような気もしますが・・・)