これまで、行政法、民法、憲法・基礎法学、商法の学習量を見てきました。

残りは一般知識だけなので、ついでに調べてみることにしました。

 

学習量は教材別に以下の通りです。(Pはページ数)

 

<テキスト>

①「うかる!行政書士総合テキスト」の一般知識部分102P×1回

②「行政書士出るとこ予想究極のファイナルチェック」の一般知識部分16P×1回

③「ニュース検定公式テキスト 「時事力」発展編(1・2・準2級対応)」143P×1回

※テキストの延べ学習ページ数は261ページ

 

<問題集>

③「合格革命行政書士肢別過去問集」の一般知識部分20P×2回=40P

合格革命行政書士一問一答式出るとこ千問ノック」の一般知識部分52P×1回

※問題集の延べ勉強ページ数は92ページ(うち過去問は40P)

 

<過去問・予想模試>

⑥「詳解行政書士過去5年問題集」5年分×1回=70問

⑦「本試験をあてるTAC直前予想行政書士」3回分+過去問1回=56問

⑧「出る順行政書士当たる!直前予想模試3回分=42問

⑨「合格革命行政書士法改正と直前予想模試」3回分=42問

※解答した延べ択一問題数は210問(うち過去問は84問)

 

以上が私の一般知識に関する学習量のほぼすべてだと思います。

(条文学習は除く)

 

勉強したページ数は、

テキストで261ページ、問題集で92ページ、合計で353ページ、

過去問・予想模試の演習問題数は210問でした。

勉強時間ははっきりわかりませんが、

仮に、テキスト・問題集を20ページで1時間、演習問題数10問で1時間かけたとすると、全部で40時間ぐらいでしょうか。

 

行政法の勉強量と単純比較すると、

テキスト・問題集は約1割、演習問題数は約半分です。

さらに、一般知識は判例集、audiobookで勉強していないことを考えると、

ざっくり言って、一般知識の勉強量は行政法の2割以下だと思います。

 

この勉強量が一般的に多いのかどうかはよくわかりません。

試験の配点は、行政法が112点で、一般知識はその約半分にあたる54点です。

配点の割合で考えると、一般知識には、もう少し力を入れても良かったのかもしれません。

 

本試験では14問中6問以上正解しないと足切りにあってしまいますが、

過去問でも予想模試でも、平均して10問は正解できていたので、あまり本試験での足切りは心配していませんでした。

 

ただ、以前ブログで書きましたが、

私は、昨年の一般知識が例年よりも簡単だったこともあり、本試験では11問正解できたのですが、

不正解だった3問はすべて、情報通信・個人情報保護関連問題でした。

そういう意味では、情報通信と個人情報関連をもう少し勉強すべきだったと反省しています。

  

 

 

 

 

さて、「一般知識は中高年に不利か有利か」について、私見を述べたいと思います。

 

私は一般知識は若い方より中高年に有利だと思います。

中高年のビジネスマンは一般知識で足切りになる割合は低いのではないでしょうか。

 

サラリーマン生活を35年以上おくってきましたが基本的に日経新聞はずっと購読しています。

ある意味、35年間、政治・経済・社会を継続して勉強してきたようなものです。

若い方にとって、1980〜2000年代の問題は「テキストで暗記する過去の歴史」でしょうけど、

中高年にとっては、「自分が生きてきた過去の記憶」として捉えることができます。

 

それから、文章理解もそうではないかと思います。

中高年はビジネス文書を読むことも書くことも仕事で何十年も経験しています。

読書好きな方なら、1000冊以上の本は読破していることでしょう。

そういう中高年にとっては、文章理解は勉強しなくても3問全問正解できるのではないかと思います。

 

私はまさしく、中高年の見本みたいな人間なので、政経社と文章理解は全問正解することができました。

ただ、政経社は「ニュース検定」を読んでいなかったら、全問正解は無理だったと思います。

 

 

中高年が逆に不利なのが、情報通信・個人情報保護関連ではないでしょうか。

私のようにITに疎い中高年は簡単な情報通信問題さえ間違ってしまいます。

また、個人情報保護関連は試験直前の暗記で対応できる科目かもしれませんが、

単純記憶力の落ちている中高年にとっては、試験直前の条文暗記は結構つらいところがあります。

 

まあ、中高年と一括りに言っても、ITが得意な人もいれば、文章が苦手な読書嫌いの人もいるでしょうけど・・・。

 

中高年に限らず、ITに疎い方には、以下の本をおすすめしておきます。

 

 

 

ところで、

私はどちらかと言うと読書好きの部類に入ると思いますが、

好きな作家(村上春樹さんや伊坂幸太郎さん等)は別にして、

本はかさばるし、お金もかかるので、最近はなるべく図書館で借りるようにしています。

 

でも、滅多にないことですけど、

図書館で借りて読んだのに、あまりにも面白い本だと買ってしまうことがあります。

家族にも読ませたかったり、再読したかったり。。。

たぶん、面白かったので、手元に置いておきたいのでしょうね。

 

約2年前のことですが、

この本は、図書館で借りたのですが、面白すぎて、買ってしまいました。

 

 

2年前に私が買った本の帯には、

小さく世界で100万部の大ベストセラーと書かれていますが、

その後、あれよあれよと売れて、今年の1月には日本だけで100万部の大ベストセラーになりました。

すでに読まれた方もたくさんいらっしゃると思います。

 

思い込みではなく、事実とデータがいかに大切か、読んでいるうちに体験できる本です。

コロナ禍また分断社会において読むべき本であり、ある意味、一般知識対策になるとも言えるかもしれません。

まだ、読まれていない方は一読をおすすめします。

誰もが、「この本を読んで良かった!」と実感できる、不朽の名作だと思います。

 

 

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