先日、民法の学習量をご紹介しましたが、
行政法の学習量も気になったので調べてみました。
なお、タイトルに「行政法を93%正解」と書いていますが、記述抜きの話です。
(択一で19問中18問=72点/76点、多肢選択で8問中7問=14点/16点、合計で86点/92点、正解率は93.5%です)
まぐれ当りもありましたが、
私の学習方法(使用した教材・学習量等)が、
何か受験生のヒントになればと思い、教材別にまとめてみることにしました。
学習量は教材別に以下の通りです。(Pはページ数)
<テキスト>
①「伊藤真の行政法入門」174P×1回
②「国家試験受験のためのよくわかる行政法」424P×1回
③「うかる!行政書士民法・行政法解法スキル完全マスター」の行政法部分166P×1回
④「行政書士出るとこ予想究極のファイナルチェック」の行政法部分38P×2回=P76
※テキストの延べ学習ページ数は840ページ
<問題集>
⑤「公務員試験新スーパー過去問ゼミ5行政法」453P×2回=906P
⑥「合格革命行政書士肢別過去問集」の行政法部分351P×3回=1,053P
⑦「合格革命行政書士一問一答式出るとこ千問ノック」の行政法部分148P×1回
⑧「合格革命行政書士40字記述式・多肢選択式問題集」の多肢選択式の行政法部分40P×1回
※問題集の延べ勉強ページ数は2,147ページ(うち過去問は1,053P)
<過去問・予想模試>
⑨「詳解行政書士過去5年問題集」5年分×2回(2回目は択一式のみ)
➉「本試験をあてるTAC直前予想行政書士」3回分+過去問1回
⑪「出る順行政書士当たる!直前予想模試」3回分
⑫「合格革命行政書士法改正と直前予想模試」3回分
※解答した延べ択一・多肢選択問題数は410問(うち過去問は221問)
以上の12教材が私の行政法に関する学習量のほぼすべてだと思います。
(「判例集」「六法」「audiobook」での学習量は除きます)
勉強したページ数は、
テキストで840ページ、問題集で2,147ページ、合計で2,987ページになります。
単純にページ数だけ考えると、肢別過去問3周分ですね。
学習量における過去問学習の占率もみてみたいと思います。
<問題集>は、2,147P分の1,053Pで約49%、
<過去問・予想模試>は、410問分の221問で約54%の占率です。
無理矢理平均すると51.5%になります。
つまり、
行政法における過去問学習占率は約2分の1で、
2分の1は過去問以外の勉強をしていることになります。
行政法が過去問から7割も8割も出題されるのであれば、
過去問だけ勉強すれば良いと思います。
でも、
行政法択一19問95肢中、
過去問から出題されるのは、
ここ数年の平均では約45肢です。
つまり、
本試験の過去問出題率は95分の45で47.3%、
約2分の1になります。
偶然ですが、
私の行政法における過去問学習占率と、
本試験における過去問出題率は、
全く同じ約2分の1ということです。
うん?
なんだか聞いたことがあるような話です。
そうでした、そうでした。
先日の民法の学習量のブログでも同じようなことを書いてました。
なるほど、とても興味深い事実です。(実におもしろい……)
なんだか、合理的な学習法がなんとなく見えてきたような気がします。
長くなってきましたので、合理的な学習法については、次回に。
to be continued…
ところで、最近、
たまたま家に「食堂かたつむり」という文庫本があり、
読んだら面白くて、小川糸さんにはまっています。
先日読んだ「喋々喃々」という小説はかなり面白かったです。
簡単に言うと、谷根千食べ歩き不倫小説(?)です。
(小川糸さんのファンに怒られるかな・・・)
実在する谷中、根津、千駄木の有名なお店がたくさん出てくるので、
コロナ禍、1年以上、夜の会食を自粛している私にとっては、
とても楽しめる小説でした。
実用的でもあり、おすすめです。(不倫じゃなくて、食べ歩きの方ですが・・・)