ドラマの感想です。
「VRおじさんの初恋」
録画で見てたけど深夜の雰囲気が漂ってました。
わりと早く相手の正体が分かり、どうなるのかと思いましたが、
最終回まで見たら、良いドラマだったなぁと思えました。
「 私達の心は、体に決められる。
望む望まないに関わらず、年齢・性別・健康状態、
そういうもので心の輪郭は作られていく 」
VRで「違う姿で出会う」のは偽物の関係かと言うと、
そういうことでもなくて、
本人の意思で、本人の言葉で、お互いの心が繋がれて、
現実の生き方さえ新たなものに変わっていきました。
最後にナオキがプレゼントしたドレスも素敵でしたね~!
そう言えば始めの頃にホナミが、
(着飾ると)「 自分が宝物になったみたいに、
大事にしてあげたくなります!」 って言ってたな。
ナオキのホナミを大切に思う気持ちが伝わったことでしょうね。
葵に友達がいないのは、周りが葵についていけないから。
心の成熟した葵は、ナオキや耕助とは友人関係を築けるのです。
じゃれ合う姿を飛鳥に見られた二人は、
葵 「 仲良しです。」
耕助 「 マブ!」
いつも気にかけてくれる佐々木さんでした。
いらないクッキーも(山ほど)くれたけど・・・。
個人的には、穂波と飛鳥の仲直りより、
葵の話しをもっと見たかった気もするけど、
穂波の命のお話だから、これはこれで正解ですね。
ナオキも・・・穂波の残してくれた思い出で、
残りの人生、自分を大切に生きていけそうですね。
素敵な思い出がある人は、その思い出に相応しく、
強く、自分らしくなれるものです。
とっても染み渡るドラマでした。