ドラマ「季節のない街」 不倫とか 「むこう岸」 | 小さな宝物を探して。

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2022年に夫と死別。
ドラマ、映画、B級グルメ、犬・猫・息子との暮しを綴ってます。

 
ドラマの感想です。
 

 

「季節のない街」 6話まで見ました。

 

貧しさや家族の悲哀をコミカルに見せて来たドラマで、

3話で皆川猿時の猫っぷりが面白いと思って見てたけど、
あの息子がこうなるとは・・・・泣けました。
 
そう言えば、
「海老は父の好物なんです、譲って下さい」って言ってたな。
父親に幸せを分け与えて、プールのある家の夢を見た、
美しい最後の夢が、彼の心の清らかさを表しているようでした。
 
 
4話の「牧歌調」は、いわゆるダブル不倫の話し。
 
仮設住宅で向かい合って暮らす益夫と初太郎(荒川良々)、 
その妻のみっちゃん・よっちゃんを、
高橋メアリージュンとMEGUMIが演じていました。
 
私の考えとしては・・・不倫されてる人から
「 悩んでるの、相談にのって欲しいの、助けて欲しいの。」
と言われない限り、他人が干渉する問題ではないと思ってます。
 
会ったこともない、細かい事情も分からない人を、
不倫を理由にネット上でバッシングしてる人って、
それこそ人としてどうなのって思います。
不倫は人間関係の形のひとつで、
悩むことも乗り越えることも、当事者を尊重すべきです。
 
この「牧歌調」は、そこを超越した話なのですが、
(ドロドロしない牧歌的な)不倫後、4人共が、
「お互いのパートナーの悪口を言わなくなった」
そして、みっちゃんとよっちゃんは仲良しです。
 
もちろんご近所の世間話も、当事者を傷つけないなら、
別にいいかなと思います。
 
父親の違う五人の子供を養う夫の話しや、
「僕のワイフ」のお話なども、他人には理解しがたくとも、
依存的な精神疾患で犠牲者が出ない限りは、本人の自由で、
逆に、むやみに他人をバッシングしたがる人の方が、
どこか破壊的な人種な気がします。
 
他人に余計なバッシングをするより、
本当に関心を持つべき相手は誰なのって事が、
6話で描かれた気がします。
 
NHKの単発ドラマ「むこう岸」は、
生活保護と進学に悩む中学生のお話でした。
誰かをバッシングする前に、
自分が もし悩んでる人に出会った時、
何が出来るか考えてみたいと思います。