札幌帰郷の記録です。
一泊二日の旅で、午後は予定があるので、
朝４時起きでモエレ沼公園に行ってみました。
私が札幌を出た後にオープンした公園なので、
訪れたのは初めてでした。
雪解けのこの頃は、アウトドアには一番不向きで、
来るには最低の時期なのですが、
私は次に来られるのがいつになるのか分かりませんから、
一応 行ってみようと思いました。
これが一人旅の良い所。
パフォーマンスや映えを求められずに、
ただ自分と自然との時間、こういう思い出もアリだと思うの。
好きな白樺の林を見ることが出来ました。
緑のある白樺も美しいですが、
厳しい寒さの中の白樺も好きです。
モエレ山は、ちょっと高い丘って感じです。
ジョギングの方が走って上がれるなだらかさです。
でも そこそこの高さで、
この日は強風で、間違って転んだら、
コロコロ下まで落ちそう！
ジョガーと犬連れの方しかいないこの季節のこの時間、
転がったオバサンは気付かれないかもしれません！ 
でも、雪冠の山も見れました！
今住んでる埼玉では見られない思い出の山並みです。
緩やかな登り道の後は、てっぺんから直線の階段・・・・。
元来た道を引き返すのは癪です。
ちょっと怖いけど、絡めてある細縄をなぞりながら、
てくてくと階段を降りて行きました。
あ～・・・恐かった。
公園を一回りしようとお散歩です。
硝子のピラミッドは、オープン時間前なので入れませんでした。
またいつか来た時の楽しみにとっておきましょう。
お天気も良かったし、寒くはありません。
しかし・・・
９時までトイレが使えないんじゃーーーん！
環状通東駅（東豊線）でバス待ちの間にも、
トイレに行けなかったので、モヤっとしたけど、
まだ大丈ビ！
逆にこの公園、休日にこんなに人がいない風景が撮れるのも、
この季節だからかもしれませんよね。
温かくなったら、きっと賑わうものね。 広々、キレイ。
のどかな景色です。
ウグイスの鳴き声が聞こえて来ました。
「ホーホケキョ」って鳴くのは春だけなんだそうですね。
他の季節には鳴き声を変えるそうです。
北の大地に春が来たってことですね。
こういうのが良いんですよ。
荒涼とした一時的な風景は、春へと繋がる希望の季節、
それが北海道です。
白樺。
青空と白樺。
水芭蕉。 思い出が蘇ります。
水芭蕉を捕りに行ったことがあります。
とても根が深く、困難だった。
小学生のころ、私の両親と私と、私の同級生の男子と。
その子はお母様がいなくて、医師のお父様とお手伝いさんと、
整えられ恵まれた子供部屋で暮らしてました。
低学年のころは私と仲良しだったけど、高学年になって、
気難しくなってしまい疎遠になってしまいました。
お母様を亡くした穴を、当時は埋められなかったかもしれないけど、
彼ならきっと、幸せな今を暮らしていると信じたいです。
猛禽っぽい鳥が飛んでました。
他にも小中学生の友達のことを思いました。
映えなくも、私の思い出、記憶が増えそうな場所でした。
いい気候でした。