ありがとうございました！！

ポケットサイズコンサート、無事終演致しました

ご来場頂いた皆さまへの御礼や動画の編集、精算、ご褒美打ち上げ(？)などしていたら、あっという間に10日ほど経ってしまいました

当日は想像を超える多くのお客様にお越し頂き、満席となりました。

こちらはルミさんが作ってくれたイラスト

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昨年から体調がかなり悪かったので、このコンサートに向けて体調を立て直し、良い状態で当日を迎えたい。
私なりに取り組んだことがありますが、それはまた別の記事に書こうと思います。

コンサートに向けて「体調を回復させたい」、という事と、もう一つ、「皆さまへの感謝の気持ちを伝えたい」という事が、今回のコンサートの私の中での柱でした(演奏以外の面で)。
昨年不調だったにも関わらず、"体調が回復しますように""次は良い状態で演奏出来ますように"とずっと見守って応援して下さった方々、お忙しい中時間を作ってお越しくださる方々、ご自身の体調が思わしくない中楽しみにして下さっている方々、遠くからはるばる来てくださる方々。。。
皆さまへの感謝の気持ちを伝えたくて、お顔を思い浮かべながら折り紙で折ったハートのしおり

ひとりで60枚折りました

やり出すと集中してしまい止められなくなるタイプなので、朝4時まで折ったりしていました。

入口でお一人一つずつ好きなハートを選んで頂きました。

楽譜や本に挟んで使って頂き、時々この日の事を思い出して頂けたら嬉しい

そしてこれ、実はくじ引きになっていて、ハートの中に「あたり」と書いてあった方々には、ささやかですが私の描いた絵のポストカードをプレゼントしました

ポストカードはこちらを見てね

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https://shop.hibikism.net/

実はこのコンサート、開催直前に問題多発でどうなることかと思いました。
この問題について既にご存知の方は

の部分はとばしてお読みください。

最初の問題。

まずは10月に初めにホールで行ったリハーサルの時、「ウナコルダがきかない」事が発覚。

鍵盤はスライドするけどハンマーが動かない状態で。
以前に少し弾かせて頂いた時にもホール側にそれは指摘していて、その後確認した時には「調律もして滞りなくコンサートも行っております」との事でしたが、リハの段階で「当日もこの状態でご理解頂きたい」と…

ｶﾞｰｰﾝ
それから本番までの2週間はウナコルダ無しで練習しました。
当然、音楽も組み立てなおし…それが結構大変な作業でした

問題二つ目。

当日は演奏曲について、プログラムに書ききれなかった内容をお話ししたり、ハートのしおりやくじ引きについての説明するのにもマイクが必要になったのですが、事前に会場に問い合わせるとマイクは無いとのこと。

2階席の後ろの列まで届く声で話すのはちょっと無理

マイクを買うしかないか…とア◯ゾンで探してみるも、一度しか使わないのなら地声で頑張るか

と迷っていたところ、翌日ア◯ゾンプライムセールでお安くなっていて

神様ありがとうございます

と購入したマイクがこちらです。可愛いでしょ？？

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手のひらサイズの可愛いスピーカーも充分な音量で、活躍してくれました

そしてコンサート2日前、更に問題発生。
ホールの方曰く"ホール側の思い違い"により困った事が発生し、一時はどうなる事かと思い練習にも集中出来なかったけれど、そんな時にある方(お客様)が「やれる事があればやりますよ」と温かい言葉を掛けて下さり気持ちが救われました

結果的にホールに再度確認し、"思い違い"は無かった事になり、予定通り事が運ぶことになりました。

直前はそんなヒヤヒヤバタバタな感じでしたが、当日は皆さまの温かい空気感に包まれて音楽を共有する事ができ、とても幸せな時間でした

ピアノソロでは、以前お客様からリクエスト頂いていた曲を2曲演奏し、使命を全うした清々しさもありました。
アンコールで演奏したラフマニノフのワルツも、「あんなにオシャレな曲があるんですね！」と喜んで頂けました。

当日はウナコルダ無しで演奏しましたが、「ピアニシモが美しかった」「弱音が何故あんなに響くのか」など嬉しいご感想を頂けてホッとしました。

後半のデュオでは、ルミさんのクラリネットの穏やかな音色についてや、二人の息がバッチリ合っていたとのご感想も。
二人で何度も合わせ練習を重ねてきた甲斐がありました