自分の限界は、大抵の場合、自分で決めつけてしまっているもの。
自分はこれが苦手、自分にはこの程度までしかできない。。。
それは言い訳に過ぎず、実際は誰しも自分が思っている以上の可能性を持っているものだと思う。

他の人を端から見ていて思う事がある。
勿体ない…もっとやれるのに…と。
本人がブレーキをかけているだけ、本人が先に諦めてしまっているだけ。

あと10倍練習すれば、焦らずもっともっと丁寧に練習すれば、片手ずつ一音ずつ納得いくまで響きを選べば、やれるかもしれないのに、そこまでやってやれなかった時の情けなさが怖くて、やる前に「自分はこの程度」とハードルを下げてしまう。無意識のうちに。

一曲だけでも、「ここまでやった」と自分に胸を張れるだけ取り組んでみると、自分の限界(だと思っていたもの)を超える事が出来る。
苦手意識は、自分への言い訳。
やってダメならまたいつか取り組めば良い。今はまだ出来ない…と自覚すれば良い。

自分の限界を作ってしまわずに、今やれるだけを精一杯費やす事で可能性は広がっていくもの。
まだ見ぬ自分の響きを求めて。
可能性は言い訳をしない人の前に広がっていく道。