第二東京弁護士会「向陽会」の定時総会に参加してきました! | 弁護士法人・響 日々きのかけら

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弁護士法人・響の弁護士、事務職員から見える日々の風景を綴ってまいります。

こんにちは。
弁護士の山本隆彦です!

先日、第二東京弁護士会の「向陽会」という会派の定時総会が開催され、西川代表弁護士をはじめ、弊所に所属する弁護士の多くが参加しました。
今回は「弁護士会は何のためにあるのか~向陽会の役割」というテーマで講演・意見交換会が行われましたので、ご紹介します。!


(▲ 左が西川研一代表弁護士)

 

(▲ 弊所の島村海利弁護士)

 

ところで皆さんは、弁護士会が何のためにあるのかご存知でしょうか。
そこには、弁護士会の役割や、弁護士の使命が理由にあるのです。

弁護士会は、弁護士や法律事務所の指導・監督の他に、市民の方向けの法律相談窓口の設置・運営、被災地へ義援金の贈呈、また、法律の専門家として法案の制定や社会的事件について迅速かつ積極的に意見を表明する等、長きに渡り、地道な努力で社会貢献を積み重ねてきました。そして、弁護士会に所属する弁護士は、法律相談会へボランティアとして参加、社会的活動に必要な資金を会費として毎月納める等、直接的ないし間接的な形で社会貢献をしております。

この社会的活動においては、個の弁護士だけでは成果を発揮するのは難しく、弁護士同士の協力や、弁護士会からの活動費援助の元、大きな成果を発揮しており、弁護士会の存在意義は計り知れません。

しかしながら、昨今、時代の流れなどから、弁護士会の機能を縮小すべきでは、との意見もあるようです。
そこで、今回の総会で改めて「弁護士会は何のためにあるのか」というテーマが設けられたのです。総会の中では、ベテラン弁護士である田中弁護士、横松弁護士から、過去・現在・未来においての弁護士会の存在意義についてお話頂きました。

弁護士会の運営費は、弁護士会に所属する弁護士の会費で賄われており、その費用は決して安価とは言えません。しかし、我々会員が納めている会費がなくては為すことができない重要な社会貢献活動があることを知ることができ、会員の一員であることに誇り持つことができました。

また向陽会創設までの歴史的背景や、向陽会が過去に為した社会貢献活動を伺ったことで、”現在”は当たり前のように存在しているのではなく、先人の弁護士先生方が築いて下さったものであり、我々はこの意志を継ぎ、未来に繋ぐという使命があることを実感しました。

今後も、弁護士会活動を通じ、様々な形で「基本的人権を擁護し、社会正義を実現する」使命を全うしていきたいと思います!!

 

 

弁護士法人・響

山本 隆彦