おはようございます。
お立ち寄り頂きありがとうございます。
今月は新しい元号が発表されたこともあり、
「平成最後の。。。。」というフレーズがよく目に留まりました。
一つの大きな区切りを感じながら
昨日、立ち寄った本屋さんで思わず手に取った本。
パラパラと目を通した際に、
この御歌が目に留まりました。
『笑み交わしやがて涙のわきいずる
復興なりし街を行きつつ』
(平成18年 歌会始 笑み)
平成17年に神戸に足を運ばれた時に詠まれた歌だそうです。
平成17年。。。。。
自分の記憶を遡り。。。。
ちょうど、旧中央市民病院の病室から、天皇皇后両陛下をお迎えする警備などの様子を眺めていた光景が浮かんできました。
前年に緊急手術をした家族が1か月ぶりにICUから普通病棟に戻ってきた頃でした。
私にとっての平成は
新米ママの子育てから始まり、
気がつけば、
孫がいてもおかしくないバァバの年齢へと。
穏やかでとても楽しかった時
震災、家族の手術、介護など命と向き合う辛かった時
凪と大嵐
振幅の大きな30年だったように思います。
今日は美智子さまの詠まれた歌をゆっくり味わいたいと思っています。
幾光年太古の光いまさして
地球は春をととのふる大地
(昭和44年 歌会始 星)
平らかに和して成るようにと託された平成から
令和の時代へ。
日本だけでなくこの地球が
心豊かで幸せな時代となりますように。
昨夜、家人は、TVから流れてきた『涙そうそう』に感慨深い様子でしたが、
私は平成という時代をこの歌で見送りたいと思います。
昨夜の雨があがり、
雲一つない爽やかな朝です。
素敵な一日でありますように
多謝有加