こんにちは(^^)
お昼ご飯をすますと、睡魔がおそってきます。
ネムネム。。。。
先日、仕事帰りにフラリと映画を観てきました。
「今のあなたは、あの頃になりたかった『あなた』ですか?」
ちょっとドキッとしてしまう映画のコピーですよね。
『プーと大人になった僕』
「多忙な大人になった親友クリストファー・ロビンが忘れた『大切なモノ』を届けるため、100エーカーの森を飛び出しロンドンの街にやってくるプーさんたちの物語」というふれこみのディズニー映画です。
大人になったクリストファー・ロビンはちょうど中間管理職あたりの設定なので、その年代の頃の自分と重なりながら観ておりました。
急がず・焦らず・なすがまま
肩の力の抜けた感が漂うプーさんの言葉や行動は、多忙で仕事と家庭の板挟みのクリスファー・ロビンのようにちょっとイライラしてしまうかもと共感していました。
大人になったクリストファー・ロビンは「効率性を重視する世界」
プーさん達の生きている世界は「他人にも自分にもやさしい世界」
プーさん達との世界を閉じてしまったクリストファー・ロビンはプーさんと再会をしても話がかみ合わないわけです。
「仕事って僕の風船より大事?」
「リストラって何?友達を捨てること?クリストファー・ロビンも僕を捨てたの?」
子供って素朴に核心をついてくる時がありますが、プーさんもついてきていました。。。(^^ゞ
「もう僕は大人じゃない」と思わず声を荒げるクリストファー・ロビンに「でも 君はクリストファー・ロビンでしょ?」と
このあたりの畳み込みはプーさん相手じゃないとケンカになりそうなところです。
相変わらず温かなプーさんと接しながら「僕は迷子だ」と本音をもらしたクリストファー・ロビン。
そんな彼に
「僕が見つけたでしょ」と応えるプーさん。。。。。
「何もしないことは、最高の何かに繋がる」
「扉(ドア)は必要なところにあるんだ」
禅僧が語りそうな深い言葉をプーさんが何気なく言います。
原作と同様にプーさん「名言」が随所に出てきます。
プーさんの言葉にハッとしたり キュンとしたり
改めて色々なことを考えさせられました。
忙しいという字は「心」を「亡くす」とよくいわれますが、やはりスローダウンは必要ですね。
プーさんとの再会でようやく笑顔をとりもどしたクリストファー・ロビン。
その笑顔が素敵でした。
今からご覧になる予定の方は、エンドロールも思わず楽しめるので、最後までお席をたたないようにされた方がいいですよ♪
お立ち寄り頂きありがとうございました。
素敵な笑顔の午後となりますように有加