こんばんは☆

 

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今日は桃の節句ですね。

 

京都の方から「ひちぎり」をいただきました。

雛祭りの京和菓子としては有名なのだそうで、平安時代の「戴 餅」(いただきもち)という儀式に由来するそうです。

 

平安時代からあったとされる雛遊びですが、桃の節句に雛壇を飾るようになったり、白酒が楽しまれるようになったのは江戸時代からだそうです。

 

「白酒」には読み方が3つあり、それぞれ意味が異なるそうです。

  • 「しろざけ」ひな祭りなどに用いる甘みの強い酒
  • 「しろき」神事に供される酒
  • 「はくしゅ」どぶろくなど

桃花酒というお酒もあるようで、古代中国に、桃の花が流れる川の水(桃花水)を飲んだら300歳の長寿を得られたという故事があるそうです。

平安の貴族たちは3月3日に「曲水の宴」を催して、桃の花を盃に浮かべた桃花酒を飲んでいたそうです。

江戸時代に白酒が流行るまでは、桃の節句には桃花酒がつきものだったとか。

日本酒に桃の花を浮かべるなんて趣がありますね。

 

私は白酒ならぬ甘酒で食後のおやつといたしました。

 

 

今日の夜空を見上げると、うす雲がかかった丸いお月さま。

まるで、ぼんぼりの灯りのような光です。

ついこの前まで凍てつくような空に凛と光と放っていた月だったのに、いつの間にか月にも春のいでたちを感じます。

季節はいつも流れるように静かに変化していきますね。

 

 

明日お休みの方も、お仕事の方も、佳き一日となりますように。

 

お立ち寄り頂きありがとうございましたクローバー有加