こんにちは(^^)

 

クリスマスが一夜明けると、街は迎春モードになりましたね。

 

のんびりしているゆとりもないのですが、昼食の後、お茶を飲みながら染色家の志村ふくみさんの本を手にしました。

 

写真家の井上隆雄さんとの共著で、本を開くと、紡いである言葉と写真が美しい世界にいざなってくれます。

 

 

このページの写真はくちなしの実。

私にとってはお節料理のきんとんを作る時に使うくちなしの実ですが、染色家の志村さんはくちなしの実で糸を染められるのですね。

 

くちなしの実をお盆に盛り、しばし床の間に飾り、それから白い糸に実をひとつひとつ通して輪をつくり、玄関の格子に吊り下げておかれるそうです。

光り輝くくちなしの黄色は王者の色で、他の色を寄せつけない。それ故、孤独、単一であると表現されています。

「色にはそれぞれの運命がある。くちなしは無言。そして無地がいちばん美しい」と。

 

草木染という染色や紬織を通して、まさしく「色」を「奏でる」志村さんの世界はとても興味深いです。

 

「色」を「奏でる」で思い出しましたが、東京のエッセンス仲間が、今年に入って、突然、組紐を始めました。

和ダンスにあった帯締めを手にした時にふと思いついて、何十年ぶりかに組み始めたらしいのですが、最近ではインスタグラム(kumihimok)でアップも始めなかなか楽しそうです。

何十年ぶりかの組紐の世界は、また以前とはちがった新鮮な空気なのかもしれません。

 

和の彩

美しいです。

 

 


 

お正月が近いせいか、日本固有の伝統美も大切にしていきたいと思った今日でした。

 

志村さんの本については別ブログに書いています。

ご興味がありましたら、ちょっと見てくださいね。


 

休憩が長くなりすぎたので、家事再開いたしますあせる

━━━(゚o゚〃)━━━!!!

 

 

なにかと気ぜわしい時期ですが、お元気にすごされますようにクローバー

お立ち寄りいただき、ありがとうございましたお茶有加