女性 42歳: 2週間前から夜中に目が覚めその後眠れなくなったと来院されました。他に不安感や口喝を訴えておられました。

この方は、3ケ月前にも眠りが浅い、眼がかすむ、喉が渇くと言われて来院され3回の治療で治癒されています。

お話を聞いていると、眼の疲れを言われ、最近も一日中スマホを見ているとのことでした。

スマホの過使用により目が疲れ、頸も凝ることによる典型的な自律神経失調の症状ですので、経絡治療により目の疲れと頸の凝りを軽減する施術を行いました、それと共に、スマホの使用を極力止めるように指導しました。

スマホの使用は極力控えられたようで、今回は4回の治療で全ての症状は無くなり治癒としました。

この方の視力は、両目とも0.01程度で、このように視力の弱い方はがスマホを多用すると、眼が疲れ自律神経失調の症状に悩まされることになります。

現在、デジタル教育として小学校からタブレットを使う授業が始まっていますが、視力の弱い生徒にとっては目に過度の負担がかかり、自律神経失調の症状に悩まされることになり、社会問題化しそうです。

 鍼灸マッサージ 響 山本英治