私の人生にこどもがきた話③ | ニチニチコレコウジツ。

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じたばたする毎日、書きたいことを書いています。

で、現在の心境はどうなのか、という話。

産んでみたら子ども、かわいいでしょう?とか相変わらず最高に鬱陶しいことを義母が聞いてくるが

そりゃー1日3回の短時間面会だけなんだから、かわいく思えるだろうよ、さすがの私だって。
というのが本心で。

私はまだ、自分の中にあるのだろう愛情を疑っている。

同時に、ちゃんと、助けてを言わずに自分一人で抱え込んだらあっという間にこの愛情らしき気持ちも霧散するんだろうなあと納得した。

そう、現在の心境としては、なんか色々なるほどなあ、という言葉が相応しい気がする。

こんな小さくてふにゃふにゃしてる時から知っている相手。

そりゃあ、大切すぎて心配で価値観を押し付けてくるよなあ
お母さん、がすべての答えになっちゃうよなあ、とか

初めて子どもを両手に抱いた時、『子どもがほしい』とはなるほど、この熱と重みのことなのか、と思ったり

親側はこんなに可愛いとか好きだとか思ってるのに
子ども自身が自分を否定していたら悲しいなあ、とか

私はどういう流れを経てきたとしても、幸運と巡り合っていたんだ、ということを理解した。

そして、こう書くと大変申し訳ないんだけど、私は子育てをしている友人たちを見ながら 

みんな疲れていて、みんな大変で、極端な話、かわいそうだとさえどこかで思っていた。

私が本当に疲れていて大変でかわいそうだと思っていたのは誰の話だったのだろう。

何を投影していたんだろう。

本当に助けて欲しかったのはたぶん自分で、やっぱりダミーを見ていたんだろうなと思う。

(大変なのも本当なんだろうけど)



先のことを考えれば考えるほど、うんざりしてしまうので、今は今のことだけ考える。

今は今の自分だけを幸せにすることを考える。
今の自分の快不快だけを追いかける。

明日大変なことは、明日の自分にがんばってもらうことにする。

今は、今だけの子どもをじっと見つめておくことにする。