飛梅伝説 | MCFマネジメントコンサルティングファーム代表のつぶやき

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この春、ある研修会に出席のため福岡県は博多へ行って来ました。


博多といえば太宰府天満宮


そして、私が若かった頃好きだった
3大(?)ネクラフォークソングシンガー
さだまさしさんの代表曲『飛梅』の地でもあります。


京から大宰府へ左遷された菅原道真を慕って
一夜で京の紅梅殿から大宰府まで飛んで行った飛梅伝説は
大学生時代を税理士試験一辺倒で過した
当時の私になぜか深く突き刺さるものでした。


その菅原道真の句です。


東風(こち)ふかば


   にほひをこせよ 梅花


       主なしとて 春を忘るな


私たちが一般的に知っているのは


東風ふかば


   にほひをこせよ 梅花


      あるじなしとて 春な忘れそ


最近、人間不信にさせられてしまいそうな周囲の人たちの行動に
それでも周囲を信じて行動しなければならない自分の立場を映してみると
ふとこんな歌に秘められた意味を理解して欲しいと強く願ったりするのでした。


この句の意味を解って頂ける方がたくさんいらっしゃるとうれしいのですが…。