2023年後半の備忘録いろいろ、続きです。
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本当はこの記事の前に11月12日の映画上映会の振り返りが先なんだけどおねがい(こちらも書くよー)



おかげ様でその上映会が大成功した翌週。
ちょうど1週間後。



米沢に向かいました。




「米沢吹奏楽愛好会 
第51回 定期演奏会」

の司会です。

愛好会さんの司会は、
おそらく2000年ちょうどから
務めているかと思う。

おおおーーッッびっくり
てことは、


ほぼ私の

アナウンスキャリア始まりからの
お付き合いという事になる!

なんとありがたい事でしょう

当時愛好会ベテランだった方々は、既にOBになっていたり。私と同年代の方はお仕事の都合や家庭を持って退会、休会したり。

そりゃ人生と共に活動にも変化ありますよねぇ。。


ですが

仕事が落ち着いたある時から復帰する方や、学校で吹奏楽をしているお子さんが地元小中高の学生ゲスト達として愛好会で共演したかと思えば、大きくなり入会し親子で共演している方も。


毎年、 春と秋の2回行われる
コンサートの司会でご一緒するだけですが、そんな移り変わりを見つめてきました。

私は一昨年2022年の夏

担当していたラジオ番組や、予定していた司会の仕事も全て降りて他の方をご紹介したり、一度ほぼ全てを手放しました。

(写真は2022年1月。)




その年の8月に病院に行き検査諸々を経て、翌9月から治療を開始したからです。当初は6回抗がん剤治療をしました。
(今は分子標的薬という、抗がん剤に近いものをやはり3週間サイクルで点滴しています。)


入院でなく通院とはいえ
副作用の具合も分からなくて、
万全の体調で
番組や司会ができるとは
思えなかったから。


ましてや
人前に出る仕事は尚更。

そしてその判断は
正しかったと思う。

そんでこれを機に
今までの事やこれからの事を
じっくり考えてみようと思ってた。

ずっとこの仕事続けていくのかな?
いつまで??
そもそも必要とされてるかなあ?とか。


ぶっちゃけ

「全く新しい仕事で
知らない世界を見てみたい!!
どうかな?」

という気持ちもむくむく。


いやいや
でも自分に何ができるかなあ、

とか。とか。とか。



で、
事情が事情とはいえ

こちらの理由で
一度手放したワケだし
いくら長く務めていた現場でも、

いや、
長く務めていた現場だからこその

リフレッシュ?的なものも込めてそのまま別の方が担当する、というのもまああるだろうなー、と思っていたので、

そう予測される変化も

「込み」で手放したわけ。


ほら、
空いたスペースに新しいものが入ってくるというし、離れるものは離れるし、残るものは残るから。



だから

愛好会さん秋の定演も司会ができなくなりました、とお詫びの電話を入れた時、他の方を探して声かけてみましょうか?と申し出たら愛好会団長さん、


「いや、いいです。
博美さんの声がいいんで


これには、、。

胸が熱くなりました。

でも結局、一昨年秋と昨年2023年春の演奏会もお断りを。。


ただ秋までに回復していたら
2023年秋の演奏会司会をと
お願いされ

「その頃にはきっと!」
とお話し、久しぶりにご一緒したのでした。

正直、演奏会が近付くほどに
大丈夫かなと不安でもありました。


秋口から薬が変わり、

点滴の回を重ねるごとに、薬の作用でどんどん体調も不安定になり波が出て、自分の体ながら読めない状態になっていたからです。


万全の体調でないのなら早めに断るべきでは。いやいや、どんな体調だろうと団長さんの気持ちに応えたい。それこそがプロじゃない?

だけど今の自分は、
その1回の無理からの回復スピードが健康な人と違うだろうし、下手すれば命取りになる場合もあるし、どこまで頑張りがきくのだろう。

やってみないと分からない、
けど会のみなさんにご迷惑かけるのも。。


と、まあ堂々めぐりよ。






抗がん剤終えて
せっかく生えてきた髪の毛も、
10月になってからまた脱毛の気配。

(写真は10月末だけど、11月19日演奏会のあたりにはまた少し進んでました。)


なかなかお返事できずにいたら、とうとう「いかがでしょうか?」と連絡がきました。

やりたい、
やれるか

厳しそう
大丈夫かな

今までのような
司会はできないかもしれない。


この気持ちの揺れを正直に伝えたところ

「それでも、
できれば博美さんにやって欲しいんです」

と言ってくださった。

最悪できないとなった場合は
こちらでも考えていますので、

「とにかく今の博美さんのできる状態でやってくれればいいから」

というような事まで。


そんな事言われたら、
もう、「今の自分のベスト」で
やるしかないじゃんえーん飛び出すハート愛

そんな〝場〟が
与えられている事に感謝しかない。


演奏会当日は朝も早く体調の事もあり、福の神さんが付き添ってくれました。


ゲネプロの様子。







この日は、


オカリナの先生からいただいたばかりの「ト音記号ルンルン」ブローチを着けてみましたおねがい


やー、

ジャケットに袖を通したのなんて

いつぶりでしょう。


うむ、

悪くないんじゃない?照れ



でもなんだか違和感あるなと思ったら

眼鏡かけてなかった。


(すっかり眼鏡ありきの自分に慣れてしまった)




(やっぱりこの頃徐々に食べられなくなってて痩せてた。)



恒例の本番前の記念撮影。



後日郵送で、プリントされた大きな写真の状態で見ることはあるけど、この瞬間は貴重な1枚。



影アナのタイミング見計らってるとこ。
福の神さんが撮ってくれた。





仕事中の自分の写真てあまりない。



動画まで撮ってくれてた
愛好会の司会も長くやってるけどこんな場面の写真や動画もないから貴重!!



そして、開演。

朝は多少の気持ち悪さあったけど、
本番モードにシフトしましたら。。






快調快調爆笑

ゲストバンド代表の学生さん達ともめちゃ和やか。ええ子達でした。





無事にプログラムラストまで終えて、

ステージ上に招かれ






花束をいただきました。



ステージ袖で長年聴いてきた

米沢吹奏楽愛好会さんの生音。



久しぶりにまた聴けたこと。


体調の事もありながら

迎え入れ信頼し、

委ねてくださったこと。


長くご一緒している方からの


「やっぱり声を聞くと、これだこれだ、って感じがします」という言葉。



お客様の拍手。


どれを取っても感謝しかありません。



今思い出しても

なんだかありがたくて

泣けてきます。。


そして。





素晴らしい集中力でノーミス


台本にある情報に

必ず自分の言葉をプラスして

鮮やかにやりきった私チュー乙女のトキメキキューン


よくやったねびっくりマーク


安心したからか、

帰りは福の神さんが

運転してくれている脇で

口を開けて寝てしまいましたよだれ


待ってくれている人、場がある。


そして支えてくれる人達がいる。



それが、

こんなにもありがたい事だということ、

一度リセットしたからこそ

身に染みて思います。



体調に波はあれども、

私、やれるんだ!!

とじわじわ思えて嬉しくなった日でした。



この後


11月のミッションが終わった安心感で緩み疲れが出たのか、はたまた寒さ、薬の作用で免疫力ダダ下がり超絶心身共に落ちることも知らずに。。笑笑い泣き


(まあその期間があったから、こういう思いに至るのですが。よかったらお読みください。


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米沢吹奏楽愛好会の皆さま、

団長の庄司さん、

ありがとうございました!!


スプリング、というには

もしかしたら暑い季節かもしれませんが


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米沢吹奏楽愛好会
第43回
スプリングコンサートルンルン


2024年(令和6年)
6月2日開催


ぜひ
観に、聴きに
いらしてください❣️



こちらもよろしくお願いしますおねがい乙女のトキメキ乙女のトキメキ