ネット配信苦手病を手放したお話です。 | 日々花日和

日々花日和

ハートアファメーションコーチ
アランコーエン認定
ホリスティックライフコーチ8期生
ハートの奥から湧き上がるあなたの真の望みは何でしょう?
答えはすでにあなたの中に✨✨✨

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(↑↑↑今朝はミニ雪だるまをつくりました)

 

人には誰にでも、理屈を超えた

苦手ってあると思います。

 

私にとっては、ネット配信はその一つ。

 

「伝えたいことも、情熱もあるのに、

いざ取り組むとできないネット配信苦手病」


そんな私に最近あったお話です。

 

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『ザ・マジック』

という名著を参考にして、

毎日の感謝ワークに取り組んでいます。

 

その中に、

自分の人生を変えた人に感謝する

というテーマの日があり、

小学校時代の先生の面影が浮かびました。

 

当時学級崩壊気味だったクラスを、

途中から引き継ぎ立て直した先生。


難しくなりはじめた子どもたちが、

優しいまなざしで見つめてくれていること。

一人ひとりをきちんと見てくれていること。

それぞれの子どもたちが肌で

それらを感じることが

できるような方だったので、

とても慕われていました。

 

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確か10歳ごろのことでした。

先生が、私の読書感想文を授業中に

クラスメイトの前で読み上げ、

「素直に感じたことを表現していて、

とても素晴らしい」

と褒めてくれたことがありました。

 

当時の私は文章をかくのが大の苦手で、

四苦八苦して課題をこなしていたので、

それはそれはびっくりしました。

 

大好きな先生から、

苦手な文を認められて、

嬉しくはあったのですが、

同時にたまらなく照れくさく、

どうしていいかわからないくらいで。。。

 

また、その年頃ならではの、

いつ仲間外れが起こるかわからない、

独特の緊張した人間関係もあり、

休み時間に集まってきたクラスメイトたちには、

 

「たまたまだよ」

「大したことない」

「ぜんぜんそんなことない」

 

と自分の能力を

謙遜を超えて、

全否定して、封印して、

出る杭にならないように

身をかがめてしまいました。

 

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当時のそんな風景が蘇ったときに、

「ああ、あの時に閉ざしてしまったんだ」

と不意に気づきました。

 

何を閉ざしたかというと、

 

「信頼して外に発表する回路」と

「自分を認める力」です。

 

実はあの頃の私は、

子ども社会の人間関係で弾き出されたら、

「生きていけない!」というくらいの

恐怖を隠して学校に通っていました。

 

※客観的な話ではなく、

当時の私が世界をそのように捉えていた

ということです。

 

言い換えると、身を守るために、

「外は怖いから、発表しないほうがいい」

「選ばれないほうがいい」

「自分の作品なんてとるに足りない」

とインプットしてしまったわけです。

 

自分の中の深い深いところで、

そんなものを採用していたら、

ネット配信苦手病になるのも肯けます。

 

そのことに気づき、ものすごく腑に落ちました。

 

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↑↑↑

この本の読書感想文でした。

 

人間の記憶ってすごいですね。

 

その瞬間までは忘れていたくらいの

何十年前の体験なのに、

シナプスがつながった途端に、

本の題名までスーッと思い出して、

早速購入しました。

 

読み返してみると、

主人公のおばあさんの考え方が

私に似ていて笑ってしまいまいした。

 

あらすじは、

編み物をこよなく愛するおばあさんが、

夢中になって取り組むうちに、

ある日新しい編み方を見つけました。

 

不思議な現象が起こり、

その編み方で編んだものが

浮かびだしたのです。

重石でおさえながら編み続けます。

 

この特性を活かして飛行機をつくり、

おばあさんの住んでいる田舎から、

孫のいる街まで飛んでいこう

というアイディアが湧き、

試行錯誤してつくりあげて、

満月の日の夜に

こっそり行って帰ってくる。

 

こんなお話です。

 

なぜ満月の夜中に飛行したかというと、

「こんなに不思議な飛行機に

お昼から乗って移動したら、

人が押しかけてきて、

大さわぎになるから」

なのです。

 

これも私の気持ちにピッタリで

笑ってしまいまいした。

 

知らず知らずに影響を受けていたのか。

子どもながらにシンパシーを感じていたのか。

おそらくどちらもなのでしょう。

 

本のラストも「そうくる?」と

声かがでてしまうほどで、

時代の違いも含めて、味わい深く感じました。

 

児童書って、大人が読むと

また違う楽しみがありますね。

 

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 (↑↑↑赤い椿の花も印象に残る本です。)


そんなことを楽しんでいたら、

配信したいけれどできない苦手病が、

解凍しはじめているなと気づきました。

 

なんだか昨日からナチュラルに、

長い間お休みしていたInstagramも

たまにしかあげていなかったFacebookも

サクサクとあげてから、

このブログを書いています。

 

人が何かの囚われから解放される時って、

こんな感じかもしれません。

 

感謝ワークのおかげで思い出せたので、

ありがとう。ありがとう。ありがとう。

というお話ですが、

 

もしも誰かにとって、

かつての私のように、

無意識に封印をしてしまった

何かや自分に気づいて、

手放すきっかけとなれたら、

本当に嬉しい限りです。

 

お読みいただき、

心からありがとうございました。

 

日々花日和 英子(ひでこ)より

 

※文中の感謝ワークは、12日目です。

本当に素晴らしい本なので、

別の機会にご紹介したいです。