前回の続きとなります。
厚硬爪甲や爪甲鈎彎症と言われる厚く短く変形してしまった爪は、元々は爪に対して圧迫力が加わり内出血を起こすことが繰り返されたり、爪と皮膚が剥離し爪甲が脱落してから起こる事が多いです。
足の爪は身体を支えるため体重が掛かります。
爪が脱落したり短くなったりすると、本来爪によって抑えられていた指先の皮膚が隆起して爪が根元から前に伸びようとするのを邪魔してしまいます。
前方に伸びることが出来無くなった爪は重なって上方に押し出されてどんどん厚さを増します。
※文字が小さいので画像をクリックして頂くと見やすくなります。
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年期の入ってしまった変形は元の爪の様に伸びる可能性は低い傾向にあります。
爪に施術を行うだけで無く、基本的に履き物のサイズの見直しや履き方・変形してしまった足を矯正するためのサポーター等の着用、動きの悪くなってしまった足趾の体操などをして、ご自身でも爪の変形の原因となる事を出来るだけ少なくしていく地道な努力をしていく必要があります。
そうすることで爪が正常に伸びる可能性を高める事が出来ます。
トラブルを未然に防ぐためにも爪が伸びにくくなる環境は見直していきましょう！
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