新しい命を授かったと妻から告げられた時、嬉しい反面、父親になると言う実感がすぐには芽生えていませんでした(>_<)


その一方で妻の表情からは喜びと親になると言う決意が感じ取れたのです、と言う彼の姿がありました☆彡

妻は予定日よりも1ヶ月早く元気な男の子を出産したのです(^-^)


赤子と言うけれど本当に産まれたばかりの赤ちゃんは真っ赤で赤子と言う言葉の意味を知ることができたのです(^-^)v


彼は妻の横で出産に立ち会い我が子が産まれる瞬間を見守り父親になると言う実感が持てないまま出産に立ちあったのです★


しかし我が子が助産師さんの手の中で産声をあげ小さな手足を元気よくバタバタ動かす姿を見て涙が止まりませんでした(^^)


感動したのだと思いますが何故、涙が出るのか、そして胸が熱くなり何とも言えない感情に襲われたのです(>_<)


彼は今までにない心の動揺を感じたのですが、その光景を思い出すと我が子と妻を守ると言う力がお腹の中で沸き上がるのを自然と感じ取ったのです(^O^)


妻は既に母親の顔となっていて彼に名前を考えてくるように伝えたのです(^.^)

彼は我が子の名前を考えることにより、我が子がどのように成長してほしいのか考える程、父親になると言う自覚が少しずつ芽生え始めたのです☆彡


妻が彼に名前を考えさせたのは「父親となると言う自覚に目覚めてほしかったからだよ(^^)」とあとから彼はお母さんから告げられたのです☆(^_^)☆


彼は妻が母親の顔になった瞬間から女性は母親になるとこれほど強く大きくなれるのか、と言うことを感じたのです(^^)d


彼は日に日に父親としての気持ちが強くなってきました★


それは、その都度見せる我が子の新たな表情を見ていると我が子を守らなければ、とたまらなく愛しく感じたのです(^O^)


現在、彼に話を聞くと自分はこれから父親としてどんな生き方をしていったら良いのか、どんな背中を我が子に見せていけるのだろうか、と思う毎日を過ごしています、と戸惑いながらも笑顔で話をしてくれました(^^)v


子供、障がいをお持ちの方、高齢者、盲ろう者、家族と関わる中で新しい命の誕生は喜びと共に新たな親としての使命感が自ずと生まれてくるのだと感じました♪
ある一人の青年と出逢い関わる中で自己主張と自由そして権利と義務の意味を学ぶことなく現在に至ってしまったことに気がつきました(>_<)


そして今後の青年の人生を考え今、私達ができることは彼に自由と権利の本当の意味を彼の為に伝えないといけないことに気がついた仲間達の姿がありました☆彡


青年は毎年地域の青年団をまとめ恒例の春のお祭りに参加をしていました(^O^)

青年は青年団の中では中心的存在でいつも青年の周りには人が自然と集まるような親しみやすい存在でした(^.^)


青年は春のお祭りの会議の席で最初は周囲の人達の意見に耳を傾けていましたが青年の意見と周囲の意見には大きな差が生じてしまったのです(>_<)


と言うのも青年は屋台を行うことになっていましたが青年の意見はひとつの屋台で多くの品数を揃えようと言う意見を強く持っていたからです★


しかしお祭りでは地域の人達が多くの屋台を予め同じ商品を売らないように毎年各自が恒例のものを出展していた為に青年の意見は受け入れられなかったのです(^_^;


青年は自分は間違えていないと出店の許可を得ている以上は屋台を出す権利があり売るものも自由であると青年は確信し青年団の若者と一緒に屋台を出してしまったのです(._.)


そして当日を迎え青年の少し強引なやり方にチームワークがうまくいかなくなりお客様にも満足のいく接客を行うことができない状態でした★


青年は自分の行った行為を省みることができず一緒に活動を行った青年団に反省するように反省会を開くことを要請したのです(>_<)

しかし青年の行為が自治会の役員の耳に入り役員から青年に「お祭りの反省会の前に少し話をする時間は取れませんか(>_<)?」と提案されたのです(._.)


話し合い当日、青年が来る前に既に役員のひとりが地域の公民館にきていました☆


遅れること10分後に青年が到着し「遅れて申し訳ありません(>_<)」と言いながら少し離れた席に腰をかけました★


役員は青年が腰をかけ座る様子を待ち静かに話始めました(^.^)


最初は青年のこれまでの活動を称賛し地域の中ではなくてはならない存在であると前置きをした後、本題に入りました(..)


「今回のお祭りの反省会をやると聞いたけれど何を反省するのか明確になっているのかな(>_<)?」と尋ねました★


すると青年は「なぜ青年団の人達が当日来なかったり途中でいなくなったり人のことを考えない行為を今後気をつけてほしいと思い反省会を決めました(^.^)」と強い口調で答えました★

すると役員は静かに「貴方は間違っていないと思っているようだけれど貴方にも反省をするべき所が有ると考えるべきだったのでは(>_<)?」と言いました★


そして話は続き「貴方は出店の許可をもらっているから出店する権利があり売るものも自由だと感じて行動してしまったとしか受け取れないんだ★


地域のお祭りであるからこそ周囲の人達との調和が必要であり、自由と言うのは自分の責任が取れる範囲で与えられた時間や場所を協力し創意工夫をすることが大切で権利と言うのは必ず義務が生じることなんだ★」と伝えました^_^;


青年は自分がしてきたことが独りよがりで自分のことを反省をすることなく手伝ってくれた青年団の仲間達のせいにしていたことにようやく気がついたのです☆

青年は役員に「わざわざ自分の至らなかった点を指摘してくださりありがとうございます」と礼を述べました☆


そして「今、自分が取った行動や言動を恥ずかしく感じています☆」と今まで自分がやってきたことは青年団を考えず青年の思いだけで周囲の人達を知らず知らずに傷つけてしまったことに気がついたのです★


これまでの自分の行為や言動を改めようと今日の反省会でみんなに謝り地域の中で上手に連携できるような話し合いをしたいと思います(^^)」と決意をしたのです(^.^)


青年は反省会の冒頭で自ら反省し決意したことをみんなに宣言し心をこめて反省の言葉を述べました(^-^)

すると青年の話を聞いた人達は反省会を行う前は内心また同じことの繰り返えしではないかと思い反省会に渋々参加をしましたが青年の決意を聞き場の雰囲気は変わりました(^^)


他の青年達も自ら反省し、地域の人達と連携するために日頃からコミュニケーションを積極的に行うことを決めました☆


それに加え権利を主張する前に地域のひとりの住民としてできることから関わっていくことを約束をし反省会は前向きな話し合いとなりました(^-^)v


現在、青年は青年団の中心的存在として人望を集めどんなに小さな声に対しても耳を傾けることのできる青年に成長していました(^^)

青年に話を聞くと「あの時に役員の人にまず自分を省みることから始めなさい、と助言をもらっていなければ今のように多くの仲間と楽しく活動を長く続けることはできなかったと思います☆彡」と笑顔で話をしてくれました★


子供、障がいをお持ちの方、高齢者、盲ろう者、家族と関わる中で心から叱ってくれる人の存在と静かに諭してくれる人に出逢えることが人の成長には必要なことであると改めて感じました♪
夢は常に変わるものであり一生追い続けることのできる夢に出逢えることは奇跡なのです(^-^)v


そして夢を追うことは現代社会では難しいことだと思いますが辛いことがあったとしても追い続けられる夢に出逢えた人は心豊かな人生を送れるのだと思います、と言う彼の姿がありました☆彡


彼は幼い頃、教師をしている父親の姿に憧れ尊敬し将来は父親のような教師として働くことが夢でした(^^)

しかし中学2年生の時に美術部の時間に描き上げた油絵が県のコンクールで銀賞をもらい、その時金賞を取った油絵を見た少年はその躍動感と色使いに衝撃を受けました(^O^)


彼は進路指導の先生に志望校の変更を申し出ました★

彼はその日の夜、両親に志望校の変更を先生にお願いしたのですが両親の了解を取ったかと言われたことを報告したのです(^.^)


父親が彼に成績が下がったことを理由に志望校の変更を両親に相談なくひとりで決めたのか、と問いただしたのです★


彼は父親の目を恐る恐る見ながら教師をしている父親の姿を幼い頃から見ていてとても尊敬をしているし誇りにも思っている、と言うことを告げたのです☆彡


続けて彼は「絵のコンクールで金賞を取った絵に衝撃を受けて金賞をとった絵を越えるような絵を描いてみたいと思ったので美術の優秀な先生がいる学校に進みたい☆」と告げたのです☆

すると父親は「挑戦するのは反対ではないけれど目先のことだけ考えるのではなく自分の将来に本当に役立つものなのか(>_<)?」と言ったのです★


彼は父親から言われた言葉を重く受け止め将来のことをよく考え出した結論は自分の今やりたいことは絵を描いていくことでした☆


それを一生続けていく自信は自分の中にあるのかを自問自答してどれほど絵が好きなのかを自覚し、美術の進路変更をもう一度父親に訴える決心をしました(>_<)


次の日に彼は再度、父親に進路変更のことを相談してみると父親は「自分は親として言えることはより確実な道を歩んでほしいと言うんだ☆


そして確信を持って言えることは自分の歩んできた道を歩む事が望ましいけれど自分をいずれ越して欲しいし越せる人になるには全く違う道を歩むのも厳しいけれど貴方にとっては良い選択かもしれない(>_<)」と告げたのです(^O^)


そして最後に「貴方がどんな道に進もうとしても信念を持って決めた道ならば全力で応援するのが私達、親の役目だと思ってるよ☆彡」と言ってくれたのです★


彼は父親の言葉を聞き胸が熱くなりました★


考えてみると父親に自分の意見を通したのは初めてで今までは父親の言う通りに歩んできました(>_<)


しかし自分が心からやりたい夢が見つかった時、父親に対して自分の意見が初めて言えたのです(._.)


現在、彼は初めて両親の深い愛情を感じることができたと同時に自分の受け身でない生き方を歩き始められたのです☆彡


これも両親から愛情をかけて育ててもらったからこそ夢を追うことができたのだと感じ両親に感謝の気持ちでいっぱいです、と笑顔で話をしてくれました(^^)♪

子供、障がいをお持ちの方、高齢者、盲ろう者、家族と関わる中で夢を持てたとき自分自身で決断し踏み出す勇気を与えてくれるのは身近な存在のおかげであることを忘れず過ごしていきたいと思いました(^^)♪