2の間取りも重要です。
地域によって、どの間取りがよいのかは
変わってきます。
大学が多ければ1Kの需要が高いでしょう。
住宅地であれば、2LDK以上の需要が高いでしょう。
1の地域のところで、
都心、駅近の物件のリスクの低さについて
お伝えしました。
それが前提となると、
ワンルームでは終の棲家として購入される方が少ない分、
買いの需要が少なくなりますし、
3LDK、80㎡クラスになってきてしまうと、
すでにお子さんがいらっしゃる方に限定されてしまい、
そういう方は賃貸よりは購入する方へ気持ちが動きやすいので、
同じく需要が少なくなります。
そうなると、
1LDK、40㎡~2LDK、60㎡くらいまでの
ファミリー向け分譲マンションの顧客層は、
リッチな一人暮らしをしたいと思っている方や、
結婚して子供を授かるまでの夫婦、
DINKSの夫婦、
と、幅が広いため、空室リスクが少なく、
かつ、しっかり収入を取っている方になるので、
滞納リスクも少なくなります。
賃借人がいる中で売却すれば、
利回り物件としての売却価格であることはもちろん、
仮に空室状態になってしまっても、
そこを終の棲家としたいというニーズは、
ワンルームよりも多いです。
空室で売却すれば、
価格は付近相場で値がつくことになり、
利回り物件の価格以上で売買できるため、
価格下落リスクにも対応できます。
新たに賃借人を募集してもよし、
売却してもよし、
という出口の広さは、
リスク管理において非常に重要です。
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