当初購入した物件の価格が1,700万円だったとします。
現在の家賃が9万円で、年間収入は108万円。
表面利回りは6.3%です。
頭金を300万円いれたとすると、
投下資本収益率は36%です。
借入1,400万円の返済が、月々約5.9万円。
年間約71万円の支払いなので、
手残りは108万円-71万円=およそ37万円です。
6年後に売却するとした場合、
6年間の総額は37万円×6年=222万円、
と、表面上ではなります。
ここで、
売却価格が非常に重要になります。
仮にここで売却価格が、
1,500万円になったとします。
すると、200万円譲渡損が出ますので、
これを6年で割ると年間33万円の支出が
あったということになります。
そうすると、収入108万円から33万円を引いて、
74万円の収入ということになるので、
表面利回りは4.3%、
投下資本収益率は24.6%に落ちます。
手残りは年間37万円から4万円になってしまいます。
最悪でも価格が下がりづらい物件を選んで
購入するようにしましょう。
ちなみに…
不動産がこれほど値下がりした場合は、
株式も値下がりしています。
しかし、株式が30%下落したとしても、
価格の下がりづらい物件を購入していれば、
株式と同じほどは下がりませんので(1700万円→1190万円)
もの凄くリスクが低いわけです。
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