「屋外では原則としてマスク必要なし」 | 資産管理の不安を減らして、創造的な100年を生きる【白鳥光良の Work Life Fusion】

資産管理の不安を減らして、創造的な100年を生きる【白鳥光良の Work Life Fusion】

100キロマラソン、フラメンコの唄と踊りとギター、創作落語、将棋、ファイナンシャルプランなど、様々な世界を融合(fusion)させる【白鳥光良】が「資産管理の不安を減らして、創造的な100年を生きる」を研究&実践中

過去最高に忙しかった6月が終わったと思ったら、猛暑日がエンドレスに続く日々に突入して「こんなに猛暑が続くんじゃ『もうしょ』うがない」などと寒いダジャレを連発して周囲の体感温度を5度下げる結果的にエコなクソオヤジが日本中で100万人くらい増殖したかもしれないと想像をしてしまう今日この頃である。


先月は様々な通常業務に加えて不動産業務の契約1件と決済3件を直接担当したのが激務の最大の理由だったが、一旦すべて無事に完了してほっと一息つくことができた。不動産売買の「契約→決済」って文字で書くと4文字しかないが、繰り返し実務に携わっているとこの4文字は物凄く深いことに気づく。何がどう深いかを説明すると半日くらい掛かりそうなので詳細は省略するが、契約日に急激に発生した売主買主その他のあらゆる債権・債務が(ミステリーの伏線がラストシーンで全て回収されるかのように)決済日にすべて同時に一気に消滅するところに美しさを感じている。


6月下旬にほっと一息ついた後、やっと心に余裕ができて、おそらく30年以上前に読んだことのある小説をもう一度じっくり読むことができた。なぜ読んだかって? それは現在サポートしているお客さんの1人が過去に芥川賞を受賞している方だったのでその作品を再び味わってみたくなったのだ。理系的な知性が溢れているのに読者に親切な文体で面白く、読んでいると瞑想してるような落ち着いた気分にもなり、そのシンプルな主題は「うーん、今なら良くわかる」と思った。


たまに「マラソンは続けてますか?」と聞かれると「週4日以上のジョギングは続けてます。コロナで中止だったマラソン大会も再開してきたので、そろそろ復活したいですね〜!」なんて答えていたが、今年の冬は久しぶりにフル1本は走りたい気分だ。私は過去に42キロ以上の大会を51回エントリーして50回完走した(1回は90キロ地点でリタイアした…普通の人が聞くと意味不明)が、どんなに苦しかったレースもいま振り返ると「あー、大変だけど楽しかった!」という感覚が最終的に残っていて、長い距離を走ったことへの後悔はゼロなのだ。身体を整える健康的な効果を得るだけなら軽いジョギングで十分(たまに腰の痛みや肩凝りが生じてもジョギング2回でだいたい治る)なのだが、ときには非健康的なレベルまで走り込んだりしたくなるんだな。走ることが大好きでしょうがない人の気持ち、俺には今でも良くわかる。


「屋外では原則としてマスク必要なし(2メートル未満で会話する場合を除く)」と厚生労働省がアナウンスしたのが浸透してきたからか、ここ数日の猛暑中は屋外でマスクを外して歩く人は(まだ日本では少数派ながら)明らかに増えた気がする。マスクで顔を半分隠すことの心地良さは私も分かるようになったが、猛暑の屋外でもマスクをする人が多いことには2年前からずっと違和感を感じていたので、ここに来てやっとまともな日常が戻りつつあるように思った。


・・などと思いつくままに流して書いてたら365日のど真ん中の日(7月3日)を過ぎて、1日後には私も40代ラストの1年に突入してしまうことに気づいた。とは言えまだ人生の半分も折り返してないような気がするから「もう若くない」なんてことは決して言わず、精神と身体は20代の状態のまま1年後を迎えることに決めた!