年間418目(7月13本目) 

2015年公開 洋画 164位 全 169本中

通算 邦画 9,128本  洋画 7,317本 合計 16,445本

 

アメリカでは西海岸で実際に大地震が発生するので

地震映画がおおい。

本作は、地震大国である日本の東宝特撮映画(怪獣映画)を

見本にしている。

特にあの本多猪四郎などの「ラドン」などを手本に、

まずは地震、がけ崩れなどの予兆、それを予知できる

おじいちゃん学者、助ける仕事に人々などをうつすパターン

ダム崩壊では円谷得意のジオラマ(ほんとはCGであるが)も

つかっている。

でも、それだけで、パニックシーンに切迫感がまるでない

ダムが崩壊するのに、爺さん学者は走って逃げれるし

(アジア系の助手学生は犠牲に)

瓦解した後に瓦礫は描くが、地震は普通のホテルで画面を揺らして

物を落とす、コントの舞台的にチープで迫力がない。

結局、ダム、橋、ビルの倒壊はCGで奇麗に描いて主人公は

ヘリコプターのセットで見ているだけで、ビルをよけるのも

操縦室のセットで顔をしかめるだけ・・・・

かなりひどい出来。