ドイツ映画
DIE BITTEREN TRANEN DER PETRA VON KANT
他でも書いたが、ニュージャーマン映画は非常に短命であり
しかも、大ヒット作が少ないので、未公開の作品が多い。
実はファスビンダーの「リリーマルレーン」と「マリア・ブラウンの結婚」が
一番のヒットであったが、その二本が公開した時にはファスビンダーは
麻薬で急死しており、実はかなりの多作であるが、
本作のような実験映画みたいな作品が多く楽しくないので
ほぼ公開されていない。本作も、オゾンが再映画化されたので
特別公開されたが一般公開はされていない。
基本的に舞台劇で動きもなく、ファンション業界と女性の同性愛の
話の戯曲も面白くない。
上記の晩年のファスビンダー監督とのコンビが有名なハンナ・シグラの
若い頃が見れるくらいな価値か。