年間379目(6月42本目) 

2022年公開 洋画 40位 全 122本中

通算 邦画 9,104本  洋画 7,303本 合計 16,407本

 

ベルリン映画祭で監督賞まで取った作品であるが、

2022年10月1日より開催の<第4回映画批評月間>のみ上映で

一般公開が出来なかった作品。

ヒロインのジュリエット・ビノシュは初期のカラックス映画の

ミューズであり、80年代からフランス映画界の代表的な女優であるが

スターではなく、日本では興行的は弱くしかも還暦近いおばさんが

ヒロインなので日本では公開が出来ないのは仕方ないであろう。

しかし還暦男女で一人の女の取り合うなんて日本ではありえない

設定だし、それぞれに恋愛が頭がいっぱいで、息子を母に預けっぱなしだし

母と子も互いに助ける感じないないのはいかにもフランスの利己主義が

過ぎる話であり、主人公の恋愛の考え方もあくまでも「自分が」が大事なので

フランス人の恋愛観が日本には合わない。

 

しかし、「汚れた血」の美少女=ジュリエット・ビノシュが還暦になるとは・・・