年間305目(5月38本目)
2020年公開 邦画 5位 全 154本中
通算 邦画 9,062本 洋画 7,272本 合計 16,334本
話題のパラレル・逆再生の終末SF映画大作であったのであるが、
まず、冒頭の演奏会でのテロシーンの描き方、同時な動きも止めず
大規模なハーモニーホールの大きさ、テロの動きの速さ、物語の
信仰の速さが抜群で、これが007的nスパイ映画であれば
スパイ映画の傑作にはなったであろう。
で逆再生の複雑なパラレルワールドの時間差の物語であるが
絡みあっている割に、思想感とかが邪魔だし盛り上がらない。
はっきりと言ってヨーロッパ企画のパラレルの時間の物語の
方がよっぽどうまく使っている。
更に逆再生の、特殊効果?なのでしょうが逆再生しただけだし、
バックで走る車のスタントもあんまり効果的には思えない。
第一、ロシアの悪党と子ずれのヒロインの話が世界滅亡の危機と
いわれても盛り上がらないしヒロインのデカさ192cmらしいだけが
目立っていてしんじゃいそうなので時間を戻る話もロマンチックとも感じない。
冒頭にいった通りでノーランの選出力で007的なスパイものであった方がよっぽどいい。
SF部分と恋愛部分がいまいちすぎる。