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TBSのドラマの場合は成功例が出ると
繰り返し同じタイプをごり押しするパターンが多い。
TBSの大成功ドラマと言えば「VIVANT」であり
その脚本家の山本奈奈を使い
明らかに堺雅人を意識した大演説を長谷川博己に
オープニングで殺人の被告との面接で
心理を突いた詭弁での魂の入った大熱弁を
10分くらいのオープニングでひきつける。
その後、かなりの無理した長谷川のオーバーアクトは
時々無理も感じるが、シナリオの詭弁で一気に
弁護士の話術で見せる法廷劇になっている。
証拠崩し、人間観察などのアメリカ裁判映画に見られる
食い下がツ証拠集めの追い込みかたも良い。
→山本奈奈さんはかなりのストーリーテリングの人なのに
他の女目線の恋愛ものが全然ダメなのが意外。
補助弁護役の堀田真由(最近、端役からどんどんと這い上がって
きた)やお人よしの新人弁護士の北村匠海もそれぞれに絵が描ている。
一時期、前田敦子とAKB出身でどっちがうまいと争っていた
大島優子は未だにサブ弁護士役にもなれず、ほぼ事務員にしか見えない
パラリーガル(操作はサブ弁護士がやるのでほぼ出番なし)役で
目立たないし、未だに「マジすか」のヤンキー番長の演技のままで
成長を感じない。