年間183本目(4月7本目)
2021年公開 邦画 57位 全 175本中
通算 邦画 8,986本 洋画 7,227本 合計 16,213本
監督の松本花奈は日大鶴ケ丘高校時代に映像の甲子園の
学生映画で賞をとった期待の若手であったが、特に目立つような
演出ではなかった。
原作もの映画化なので自身の体験ともちがっているので
明大前、下北の実際の街のロケが有名だったらしいが
結局、旅行客のスケッチ風であった。
同年(2021年)の私のベストワン映画「花束みたいな恋をした」でも
同じ界隈を描いていたが主人公と町の溶け込み具合が違っていた。
北村匠海は何故か映画では彼の美貌(圧倒的なイケメン)や(音楽活動で
見せる)才能風が映画では出てこなくて地味な若者(優柔不断で彼女を逃す)で
さえないのがこの映画も盛り上げない。
逆に、黒島結菜は居酒屋の片隅でつまらなそうにしているだけで
主人公が見出すのも納得の美貌であった、彼女は映画映えの女優さんであった。
(ただし役的に物足りなかった)