年間180本目(4月4本目)
2022年公開 洋画 59位 全 95本中
通算 邦画 8,985本 洋画 7,225本 合計 16,210本
映画監督夫婦がバカンスを含めてベルイマン監督が住んでいて
映画もとった島にきて映画の捜索活動をするのであるが
なぜベルイマンなのか主人公たちは信者でもなくリスペクトもしていないで
単に他の観光客をと同じ感覚なのでベルイマンである必要がないし
映画の内容に絡まない。
映画監督の創作活動を描くイメージでもなくベルイマン映画得意の
夫婦の確執を描くのでもなく中途半端な出来。
映画の内容とは関係ないけど、娯楽作品も大作もなく
難解で世界の映画賞を取りまくったベルイマン監督は映画通しかみない
映画作家であるが、観光地化してバスツアーまであるのはびっくりとする。
日本では最近(日本人よりも外国人が)アニメの聖地巡礼をするが、
日本が世界に誇れる名画の小津でも黒沢でも溝口健二でもそんなツアーや
観光地化されていない。しかもベルイマンほどの難解な映画巨匠であれば
吉田喜重とか大島渚の初期映画となるが絶対に聖地巡礼にはならない。