年間122本目(3月19本目)
2023年公開 洋画 6位 全 44本中
通算 邦画 8,950本 洋画 7,201本 合計 16,151本
話的には、是枝監督の「万引き家族」と似ているが、
SAでの寸借詐欺の話は、犯罪としても甘く、テントで暮らすのも
元々長く続かない話であるし、結局、前半で捕まってしまう。
ここで、子供を無くしてリサイクルショップの仕事を
淡々と無機質に暮らす中年のおばさん(詐欺にひっかかる)と
残された母子と一緒に暮らす(父を捕まえてもなんの手助けをしない
(民生委員も出てこない)韓国政府の貧者に厳しい国)ことで
子供たちも親父に捕まって寝るところも食事も、(子供の)
勉強も得る事が皮肉である、無感動なおばさん社長も子供と
接して人間としての潤いが出てくる。
この映画はこの点が良い。
ラストの(昔の日本映画でもおおかった)強いて不幸の連鎖で
家族の父の暴走と奇蹟で助かる母子?は出来すぎ。