年間82本目(2月37本目) 

1954年公開 邦画 49位 全 76本中

通算 邦画 8,933本  洋画 7,178本 合計 16,111本

 

当時は東宝にいた鶴田浩二のドンファン映画

当時の鶴田は優男で美男子であるので

とにかく女にもてる多分当時フランスでも

大人気であったアラン・ドロンの初期も同じような

「お嬢さんお手やわらかに」もモチーフにしている印象

朴念仁であるのに周りの女性がほおっておけない存在の

当時の東宝の都会派恋愛コメディ(ラブコメ)。

職人である井上梅次監督が上記のドンファン映画でありながら、

黒澤明の「生きる」みたいな公園課の話とか後に

「嵐を呼ぶ男」を彷彿させるナイトクラブの女性歌手

(雪村いづみ)のセクシーな歌唱ぶりとか、更に豪華な女優たち

(有馬稲子、岡田茉莉子、杉葉子など)をうまく使いこなしているのは

スター映画を撮れる監督であった。