年間69本目(2月24本目) 

2022年公開 邦画 15位 全 91本中

通算 邦画 8,921本  洋画 7,177本 合計 16,098本

 

原恵一監督のアニメは、監督が実写にも興味がありそうで

しっかりと物語で見せるので、実写でとってもいいような題材

(今回も辻村深月の本屋大賞受賞ベストセラーが原作)であり

卒なく大人でも見れる話になっているのであるが、

逆に大人にしてはSF=ファンタジーとしては、すぐに

「なんで同じ学校なのに会えない」はすぐにネタバレだし、

そのネタも乙一の小説などで使い古されて珍しくもなく

ファンタジーのどんでん返しは、普通の話であった。

また、それぞれの事情も7人ではその他メンバーの話が薄いし

ある一年の関係の変わり方も描き込みが弱い。

結局、主人公の成長の話も(こころの回復や隣人の転校生の話も)

出来レースで深さが弱かった。中の中くらいの出来

(原監督としては普通以下の出来)