年間67本目(2月22本目)
2021年公開 邦画 18位 全 167本中
通算 邦画 8,919本 洋画 7,177本 合計 16,096本
永野芽郁、田中圭、石原さとみというTVドラマでお茶の間の
人気者が勢ぞろいなのでどこかTVドラマ的で能天気で作り物じみた
話であるが、それぞれに振り切ったキャラである石原さとみの
「狙った獲物は逃さない」=肉食系女子、永野芽衣のいじめられても
なんでか笑ってしまって同性に嫌われるとかの、「実は」の
裏の意味があり、それがハートウォーミングな理由でありそれの
連続でお涙頂戴ものではあるが、その裏の展開で感動(涙する)
不運な石原さとみが後半でなくなり、永野芽衣の高校生ものになり
その過去と今とそれぞれの親探しの旅と、話の展開で見せる。
永野芽衣の高校生、大人になっての恋愛の目の変化など中々の芸達者ぶり。
前半の石原も魅力的であるが、みいたんの子役=稲垣来泉の挿話が
後半に効いている。
「出来すぎで作り物じみている」がやっぱりと泣かせてくれる作品。