年間148本目(6月12本目) 

2021年公開 邦画 26位 全138本中

通算 邦画 8,601本  洋画 7,009本 合計 15,610本

 

ピンク映画で話としっかりとしたキャラで

見せる監督で山内大輔も推薦できます。

(ただし、彼の場合は外れもあるので作品は

選ぶべき)

本作はとにかく、各キャラクターのそれぞれの事情と

出来事での変化も人間として描けている。

(男優・おっさんまで)それぞれの事情とその性格

そして成長、恋愛への展開、自立などしっかりと

丁寧に描けている。特に、ピンク映画の場合は

男を描くのが稀有である。

常連であるおっさん男優の森羅万象も毎回脇でも

いい味を出している。

そして一番感動できるのは、ヒロインの主婦が

「演技のできるAV嬢」である加藤ツバキの役者として

上手に使われ見事に演技も出来ているのでしっかりとした

主婦がヒロインのドラマが成立している。

瞬間移動にしても、それによる戸惑い、突然すぎてのビックリさも

ありそれが故で考え、DV夫からの自立など、彼女の成長や

恋の話がひきつけられる。

また海岸へのロケシーン(海)もラブホもロケである

しっかりとした絵でロケで金を使ったかいがある。

やはり、最近のピンク映画は昔とは違ってしっかりとした

ドラマ・キャラで見せてくれる。