年間391本目 (9月1本目) (

2019公開 洋画 9位 99本中

通算 邦画 7,966本  洋画 6,601本 合計 14,567本

 

ロバート・レッドフォードが自ら俳優の引退宣言をしての作品であるが、彼らしく

大作でも問題作でもなく、あくまでもアメリカン・ニューシネマの

代表的な俳優らしく、等身大で老人のままでの犯罪者役。

しかも銀行強盗役であるのは、彼の出世作である

「明日に向かって撃て」に戻っての設定であるのもうれしい。

銀行強盗である派手な職業である彼なのに、あくまでも

老人であり旅(銀行強盗の途中)で未亡人であるシシー・スペイセク

(彼女良い枯れ方をしていて好演)とのおいらくの恋も

静かで等身大。

追う刑事のケイシー・アフレックもアットホームで良き父であるのが

しっかりと描かれているのも良い感じ

追っているレッドフォードの紳士的なふるまいにもリスペクトあり。

銀行強盗というクライムものであるが、ハートウォーミンングな佳作であるので

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